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大相撲名古屋場所 ― ドルフィンズアリーナ ―

大相撲名古屋場所

毎年7月中旬頃に

ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されています。

正面の一番前のいす席から見た景色です。(昨年の名古屋場所12日目)

 

昨年6月に、

大関朝乃山が「コロナ感染対策自粛期間中に外出して飲食していた」として6場所(1年間)の出場停止処分を受けました。

来月の名古屋場所から復帰します。三段目からの再スタートになります。

横綱照ノ富士のように、一気に大関まで、いや横綱まで昇ってしまうことを期待しています。

 

伝統ある大相撲の世界について少し勉強してみました。

 

大相撲の世界のヒエラルキー

先ず「関取」と「力士養成員」に分かれます。

 

「関取」66名と「力士養成員」が750~800名程度

合計800~850名の力士がいます。

関取は「大関」、「関脇」、「小結」の「三役」とその上の特別な存在である「横綱

その下に「幕内」が40名から横綱および三役を引いた30数名。

その下に「十両」が26名。

ここまでが「関取」と呼ばれる「月給があるプロの力士」です。

十両の月給が110万円ですから、年棒では1320万円。

それに諸々の加算金が加わります。

 

「力士養成員」は、上から幕下120名、三段目200名、序二段350名程度、序の口100程度です。

「力士養成員」には給与がありませんのでセミプロの力士という感じです。

年6回の場所毎に「力士補助金」という名の「場所手当て」が支給されるだけです。

幕下で16.5万円×6場所=年間99万円

序の口では7.7万円×6場所=年間46.2万円

「力士養成員」は食費や家賃の負担なく、大部屋で暮らしているので

給与が無くても困ることはないそうです。

 

それにしても

年間の手当100万弱のお相撲さんが、

十両になった途端に年収1320万円以上となり

それ以外にも「付け人がつく」「大部屋から個室へ」など待遇が一変します。

十両」以上の「関取」は超大会社の部長クラスの扱いでしょうか。。。