小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

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2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

博物館明治村を訪ねて《#4》 ― 映画「春の雪」のロケ地「日本赤十字病院中央病院棟」 ―

おはようございます。 引き続き博物館明治村の施設を紹介していきます。 博物館明治村のパンフレットによれば、 この「日本赤十字病院中央棟」は 2005年(平成17年)に公開された映画「春の雪」のロケ地となった旨の説明があります。 映画のどの場面だったの…

三輪山・大神神社《#4》 ― 三輪山の幾つかの神社紹介と珍しい黄南天 ―

大和盆地の東南に位置する三輪山(高さ467m、面積350Ha)は 大神(おおみわ)神社のご神体です。 最古の神社で、国造りの神、医療・酒造・方除・医薬の分野の神様が祀られています。 大鳥居、二の鳥居を通り、階段を登ると大神神社の拝殿が見えてきます。 …

『豊饒の海』その全てを包みこむ「#圓照寺」 ―50年前の今日「それも心々ですさかい」―

「君はのちのちすべてを忘れる決心がついているんだね」 「ええ。どういう形でか、それはまだ分かりませんけれど。 私たちの歩いている道は、道ではなくて桟橋ですから、どこかでそれが終って、海が始まるのは仕方がございませんわ」 (『豊饒の海』「春の雪…

圓照寺に隣接する「太子堂」の石柱と石仏と紅葉

圓照寺の参道山門の手前に右に入る小道があります。 50mほど進むと右手に石の階段が現れます。 階段を上がると、 「太子堂」という建物が建っています。 こちらは敷地の中まで入ることが出来ます。

三輪山・大神神社 ≪#3≫ ― 美味なるそうめん處「森正(もりしょう)」さん ― 

大神神社のご神体「三輪山」に登拝し 広い境内のあちこちの御社に参拝して、腹ペコに。 昼食には三輪そう麺を食べようと思い、 地元の方に「美味しい三輪そうめんの店は?」とお聞きしたところ 幾つかの有名店とともに、大神神社第二鳥居の目の前にある そう…

三輪山・大神神社 ≪#2≫ ―『豊饒の海』四部作と三島由紀夫の自決―

1970年(昭和45年)11月25日、三島由紀夫は、 「天人五衰」の最終原稿を新潮者の担当者に手渡した後、 「盾の会」のメンバー4人と共に自衛隊市ヶ谷駐屯地に乗り込み、 午前11時55分頃、本館の前に自衛隊員を招集させました。 本館の2階バルコニーに立って演…

三輪山・大神神社《#1》三輪山登拝  ― 『豊饒の海』「奔馬」の舞台を訪ねて ―

おはようございます。 早朝、名古屋から数少ない名張駅停車の近鉄難波行特急に乗り 名張で準急に乗り換えて桜井に到着。 前日の天気予報では「曇り時々雨」となっていて 三輪山登拝が出来るかどうか心配でしたが、 日頃の行いが良いからかw 朝の天気予報は…

4年目スタート

本ブログは11月11日に4年目に入りました。 奇しくも、同日に親しい人が人生の幕を閉じました。 勝手乍ら暫く記事の掲載をお休み致します。 ↑ 『永観堂』「みかえり阿弥陀像」を有する西山浄土宗「禅林寺」の山門です

博物館明治村を訪ねて《#3》 ― 帝国ホテルと関東大震災そして「春の雪」 ―

帝国ホテルの歴史は1980年(明治23年)に始まります。 鹿鳴館(当時)に隣接する場所に、来日した外国人に応対し宿泊させる施設として、渡辺譲の設計により木造3階建ての初代帝国ホテルが開業しました。 それから四半世紀後、新館設計検討が著名な建築家フラ…

博物館明治村を訪ねて《#2》 ― 明治村で見つけた愛 ―

「#春の雪」の終着点「#月修寺」 ― 「#圓照寺」山門を訪ねて ―

「スグキテクレ。タノム。サクライセン、オビトケノ、クズノヤニイル。コノコト、チチハハニハ、ゼッタイシラスナ。マツガエ、キヨアキ」 (三島由紀夫作『豊饒の海』「春の雪」より) (「春の雪」をまだ読んでいない方は、ここから先へは進まないでください…

博物館明治村を訪ねて《#1》 ― 西郷従道邸 ―

三島由紀夫の遺作『豊饒の海』4部作の最初は「春の雪」 主人公の松枝清顕の住む松枝侯爵邸のモデルと言われる「西郷従道邸」です。 1964年(昭和39年)に、東京都目黒区の西郷山公園から明治村に移設されました。 西郷山公園は池尻大橋駅と代官山駅の中間点…

レールの行き先は?≪#46≫  ― 「伊吹山」山頂の荷揚げ用モノレール ―

「伊吹山」スカイテラス駐車場の西登山道入り口付近から伸びる一本のレール 「伊吹山」スカイテラス駐車場から延びる一本のレールは 山頂に向かう荷揚げ用のモノレールです。

雲海を見下ろす「伊吹山」≪# 7≫ ― 様々な雲の形 ―

この日は、 早朝の雲海に始まり、 雲に包まれた山頂、 夏空に昇り立つ入道雲や 秋空の空高くに点在する秋雲まで 様々な雲を見ることが出来ました。 そんな雲たちを紹介します。

雲海を見下ろす「伊吹山」《#6》 ― 登山道を彩る花と虫たち ―

ルリトラノオでしょうか? キバナノレンリソウ? 多分、クサボタン アゲハ蝶だけでなく 頂上付近では、短い夏を堪能するかの如く 煩いほどの(多分)コバエが数多く飛び交っていました。 伊勢湾一周「神島」シリーズで紹介したように 11月25日で没後50年とな…

雲海を見下ろす「伊吹山」≪#5≫ ― 山頂から中央登山道で下山 ―

「霜月」最初の画像は「伊吹山」山頂 中央登山道から下山する 中央登山道は、スカイテラス駐車場と山頂をほぼ一直線で結んでおり、階段が多い。 【お詫び】 「雲海を見下ろす「伊吹山」《#1》」の記事の中で、入り口料金所の標高および標高差の数字が誤って…