吉野千本桜≪#7≫ 上千本 ― 「花矢倉」と「子守茶屋」 ―

引き続き昨年の訪問記です。

 

いよいよ吉野千本桜の中でも、

一二を争う見所に来ました。

花矢倉展望台です。

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花矢倉展望台にある「子守茶屋」で遅めの昼食をとりました。

 

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殆どが下りという行程であっても、

かなり疲れていたことも加味して

「しいたけ飯」とお吸い物を美味しくいただきました。

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ご家族が愛知県岡崎で勤めていたことがあると聞いて

例年の桜の時期の混雑具合をお聞きしました。

昼食時をやや過ぎた時間とは言っても、

例年なら忙しすぎて会話が出来るような状態では無いそうです。

吉野千本桜≪#6≫ 奥千本から上千本・中千本へ ―「吉野水分(よしのみくまり)神社 ―

引き続き、昨年春の吉野訪問の記事です。

 

「吉野に行ってみたい」という思いは、「千本桜を見たい」という思いだけでしたが、

複雑で混沌とした歴史の宝庫だと知って一層興味が湧いてきました。

桜の時期を外し、人の往来が少ない時期に再度訪れてみたいと思います。

 

西暦600年代後半に登場した「役子角(えんのおづの)」という、山伏や役行者の元祖と言うべき修行者。

牛頭天王社義経静御前の別れ。亡命政府の如き南朝。熊野との結びつき。豊臣秀頼の授かり。日本の神と仏の混合そして廃仏毀釈

興味は尽きません。

 

 さて、上千本の「吉野水分神社」まで下りてきました。

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今から1320年ほど前の西暦698年に

文武天皇が、雨乞いの為にこの神社に馬を奉納したと

続日本紀』に書かれているそうです。

また、豊臣秀吉が子宝を授かるようこの神社に祈願したところ秀頼が生まれ、

秀頼はこの神社の再建に尽力しました。

 

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吉野千本桜≪#5≫ 奥千本から上千本・中千本へ ― 牛頭天王(ごずてんのう)社跡 ―

引き続き、昨年の訪問記事です。 

 

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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」

平家物語の有名な冒頭の言葉です。

 

「今更?」と言われそうですが、

吉野には、管理人にとって知らなかったことがたくさんあります。

 

 

祇園精舎」とは「お釈迦様が説法をしていた場所」で

祇園」が名前、「精舎」が寺という意味だそうです。

つまりは「祇園寺」。

芸妓さんや舞妓さんが鐘や太鼓とともにお相手をしてくれる場所ではないことは管理人にも分かっていましたが。。。

 

wikipediaによれば、

祇園精舎」は、インドのコーサラ国の首都シュラーヴァスティにあった寺で、現在ではインドのウッタル・プラーデシュ州シュラーヴァスティー県に相当するとあり

地図や跡地の画像も掲載されていますが

真偽のほどは定かではないようです。

 

牛頭天王」はその「祇園精舎」の守り神です。

ところが、

お釈迦様が説法をされたインドの寺の守り神にもかかわらず

牛頭天王」は仏様ではなく(日本の)神様らしく

仏教の発祥地インドでも、日本への伝来経路である中国や朝鮮半島でも、

牛頭天王」に該当する仏はいないようです。

 

京都東山区にある「八坂神社」。

京都では、伏見稲荷の次に初詣の人数が多い神社です。

祀られているのは、「すさのをのみこと」「くしいなだひめのみこと」「やはしらのみこがみ」ですが、

明治初頭に吹き荒れた「廃仏毀釈」(神仏分離令)以前には

祇園神社」と呼ばれ、

祀られていたのは、「牛頭天王(ごずてんのう)」「八王子(はちおうじ)」「頗梨采女」です。

 

 

長々と書いてきましたが

上の画像にある「牛頭天王社」跡とは、

お釈迦様が説法をした祇園を守っている「牛頭天王」を祀った神社と寺の混合の社があった場所ということでした。

 

それにしても

八坂神社と繋がっているとは・・・・

 

まん延防止措置やら緊急事態宣言復活やら

再び大変な事態になりつつあります。

お気を付けください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉野千本桜≪#4≫ ― 奥千本「金峯神社」義経「隠れ塔」―

引き続き、昨年春の「吉野の桜」です。

 

中千本「竹林院」前から奥千本までシャトルバスで一気に上がります。

シャトルバスを運行しているのは吉野大峯ケーブル自動車㈱。

通常は、始発駅が吉野神宮で下千本駐車場、竹林院を経て奥千本まで行く路線バスです。

 

桜の時期に限り、

吉野駅~中千本は奈良交通の大型バス(乗車時間およそ30分)、

中千本「地区院院」前~奥千本は吉野大峯ケーブル自動車シャトルバス(乗車時間およそ10分)という役割分担になっているようです。

桜の時期限定の臨時便なので、利用をお考えの場合は行く前に必ずご確認ください。

 

 

下の観光案内マップの左上「奥千本口」に到着

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 雨の日は危ないと思うほどの急な坂を登っていく

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奥千本は三分咲き程度でした。

蕾桜の向こうにかすんで見える山々

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この先、西行庵、四方正面堂跡を訪ねる40分ほどの周遊コースの案内もありましたが、

これから徒歩で上千本、中千本、下千本、吉野駅と下っていくことを考え

断念しました。

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吉野千本桜≪#3≫ ― 中千本「竹林院」―

吉野の桜は

下千本、中千本、上千本、そして奥千本と

4つのエリアに分かれています。

それぞれのエリアで満開の時期が微妙に異なるので

エリアごとに数回に分けて訪れるのが王道でしょう。

「一日で下千本から奥千本まで見て回ろう!」なんてのは

少々不遜な考えのようです。

 

更に、例年の混雑状況をみれば

4つのエリアを一日で巡ることは至難の業と思われるます。

その混雑状況のレベルは

「例年この時期は、桜を見るより靴を見る回数の方が多い。

皆さん、足元を確認しないと他人の足を踏んでしまうほどなので。」

と、立ち寄った店の方が(笑いながら)そう話していました。

 

引き続き、昨年の話です。

 

吉野駅前に出来ている行列の末尾に並び、

臨時バスに乗り込み中千本まで来ました。

 

下車すれば、いきなり桜です。

奈良吉野の世界に飛び込んだ気分にさせてくれます。

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奥千本へ向かうマイクロバスに乗る前に、竹林院の庭を拝観します。

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吉野千本桜≪#2≫ ― 吉野千本桜スタート ―

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朝九時

吉野駅に着いてはみたものの

どういうルートとスケジュールで行くのが良いか

プランが固まっていません。

 

吉野駅前の地図を見ながら考えます。

地元の方に聞いてみます。

 

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地蔵菩薩に鳥居、寺と神社が混在しています。

「山伏」「吉野」「熊野」の根底には日本独特の寺社混合がありそうです。

違和感は少ないですね。

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しだれ桜のシャワー

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近鉄吉野駅」から奥千本までは

距離11kmほど、標高差640mほど。

 

ヒアリングの結果、

奈良交通の臨時バスで吉野駅→中千本へ、

中千本にある「竹林院」前からマイクロバスで奥千本へ行き

 

その後、奥千本から徒歩で上千本→中千本→下千本→吉野駅

下りてくることにしました。

 

ご参考に、今年2021年の交通案内を載せておきます。

 

 

吉野千本桜≪#1≫ ― 近鉄特急と吉野駅 ―

今年の吉野千本桜は、まだ見頃でしょうか。

奥千本辺りは満開の頃かもしれませんね。

 

京都に引き続き、昨年春の記事です。

 

名古屋から吉野まで、日帰りで行ってきました。

名古屋駅を5時58分発の上本町行き近鉄特急に乗り

大和八木駅で下車、南大阪線橿原神宮前駅に行き

吉野線の吉野行き近鉄特急に乗る。

吉野駅到着は8時58分。

片道3時間の旅になります。

 

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近鉄橿原神宮前駅ホームから撮影)

 

吉野駅に到着

特急列車の行先表示は、既に「大阪阿部野橋」に変わっていました

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吉野駅正面の山肌の桜は満開。

心躍ります。

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奈良県吉野の千本桜を見ることは叶わぬ夢と思っていました。

「吉野は、

名古屋からは遠く

桜が満開の時期には人も満員で

車なら行き帰りともに大渋滞、

近鉄特急の場合は座席指定が取れず、

宿は予約が取れず

現地では大混雑で身動きがとれず」

そんなイメージがありました。

 

紅葉の頃の日光みたいなイメージですね。

 

レールの行き先は?《#48》 ― 駅舎を彩る満開の桜 ―

桜満開の駅を過ぎてトンネルに吸い込まれていくレール

 

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相模鉄道弥生台駅橋上駅舎から撮影)

 

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