小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

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京都紅葉三昧《♯︎1》 ―「#鞍馬寺」「#源義経」「#マイクロフォーサーズ」 ―

鞍馬寺と言えば、鞍馬天狗と牛若丸・源義経

西暦770年に鑑真和尚の直弟子の一人である鑑禎が毘沙門天を安置して開かれました

 

昨年11月下旬に戻ります

出町柳駅」から「叡山電鉄」に乗って終点の「鞍馬駅」までやってきました

martintan.hatenablog.com

 

風情のある駅舎です

 

階段の先の仁王門から入ります

 

ケーブルカーは使わず、清少納言が『枕草子』で「近うて遠きもの くらまのつづらおりといふ道」と書いた九折の道を登っていきます

 

 

 

義経の供養塔がありました

 


右手の階段をあがれば本堂金堂です

 

展望デッキからの色づいた紅葉を見ることが出来ました

 

奥の院参道を登っていきます

霊宝殿・鞍馬寺博物館がありました

 

坂の途中にある「息つぎの水」 今では飲めない水です

 

義経堂です



奥の院魔王殿に着きました

急な坂を下りて貴船神社に通じる道に出ます

 

 

 

2025年の始まり ―「#初日の出」と「#箱根駅伝」―

2025年1月1日午前6時40分過ぎ

夜明け前の海芝浦駅ホームの手摺に人が幾重にも

 

ホームから見た扇島

 

2025年最初の太陽の光が見えてきた

 

現在の鶴見線はこんなに新しい電車が投入されているんだ

 

翌日1月2日の箱根駅伝往路2区 不動坂付近です

先頭で駆け抜ける中央大学の溜池選手

 

2位は東京国際大学ケニア出身のエティーリ選手

区間記録を18秒も更新し、14位でタスキを受け取り2位で三区の選手につなぎました

各大学の選手が目の前を疾走していきます

速い!

 

今日の一枚  ― 「#跳ぶ」「#疾走」「#箱根駅伝」 ―

今年の箱根駅伝の往路も幾つかのドラマが生まれました

伝統校の中央大学早稲田大学が2位、3位に入ったこと

そして4区まで苦戦を強いられていたような青山学院大学

山登りの5区でトップに躍り出て見事に往路優勝を勝ち取りました

 

以前は駅伝とは程遠い学風に見えた青山学院が

今では横綱相撲をしているようにすら見えます

 

横浜市戸塚区の不動坂付近で往路の応援と撮影をしてきました

往路2区です

各選手とも目の前を跳ぶように疾走していきました

トップクラスの駅伝の選手は1㎞を平均約3分で走ります

20倍すると20㎞を60分

即ち平均時速20㎞前後で走っているわけです

トップスピードははるかに速くなります

 

日本の電動自転車のアシストは時速24㎞までと設定されているそうですから

電動自転車をフルスピードに近い速度で走っているということですね

「疾走」と感じるのも当然でした

 

明日の復路も楽しみです

全選手が実力を出し切って走ってもらいたいものです

今日の一枚 ―「#初日の出」 「#海芝浦駅」―

2025年元旦の早朝JR海芝浦駅

景品運河の向こう扇島の先から昇る初日の出です

 

「#今日の一枚」「#今年最後の一枚」と御礼 ―「 #三渓園」の紅葉と記念撮影 ―

2024年(令和6年)も残すところ数分となってきました

 

師走も半ばになろうとする頃

横浜三渓園の紅葉はまだ見頃が続いていて

敷きつめられた黄色い絨毯のような落葉と見事な紅葉の下で

記念撮影をするカップルが二組も。。。。。

 

親しい人大切な人影響力の大きな人

多くの方をを失った一年になってしまいました

 

他方で

古くから親しくしている人新しく知り合った人付き合いが復活した人

に救われた一年でもありました

とぎれとぎれになっているこのブログも

見てくれる方いいよマークを押してくれる方足跡を残してくれる方がいて

続けられています

 

ありがとうございました

そして来年以降もご支援のほどよろしくお願い致します

 

紅葉の「#三方岩岳」「#白山白川郷ホワイトロード」≪#3≫ ―「# 岩底の滝」「#かもしか滝」「#マイクロフォーサーズ」―

蛇谷の「姥ヶ滝」を見終えて

白山白川郷ホワイトロードの石川県側の入口(終点)間際まで向かいます

通り抜けをせず折り返して入った料金所から出れば片道料金のみです

2024年10月時点での普通車片道料金は1700円でした

 

パンフレットによると、ホワイトロードの滝は石川県側の料金所から順に

「しりたか滝」「赤石の滝」「岩底の滝」「姥ヶ滝」「かもしか滝」「水法の滝」「ふくべ大滝」が記載されていますが

三方岩岳に登りかつ全ての滝を一日で全てを見つくすのは難しい

この日も岐阜県側の馬狩料金所を出たのは17時少し前でした

 

 

この日に見た「ふくべ大滝」「姥ヶ滝」以外の滝を紹介します

川の対岸に見えます。下の画像は換算400㎜望遠レンズで撮影したものです

 

かもしか滝は車を停めるスペースがありません

夕刻近い時間でしたので他に通行する車は少なかったですが

通行量が多い時間帯は撮影するのは難しい

 

この日からおよそ2週間後の11月7日は岐阜県側が雪で通行止めだったようです

翌日の11月8日(供用期間ラスト三日前)は残った紅葉と雪景色が美しかったでしょうね

 

 

最後に

白山白川郷ホワイトロードの位置はというと

岐阜県が石川県と富山県の県境に頭を突っ込んだような位置が岐阜県側の起点になります。日本海まで直線距離でおよそ50km。

 

途中の国見展望台からは白山の雄姿を見ることが出来ます。

 

白山から見ると

東側に高山市や御母衣ダム、南側に岐阜県郡上市、西側は福井県あわら温泉

そして北側に白山白川郷ホワイトロードが位置しています



紅葉の「#三方岩岳」「#白山白川郷ホワイトロード」≪#2≫ ―「# 滝」と「#足湯」「#マイクロフォーサーズ」 ―

三方岩岳の山頂からの眺望と見頃を迎えた紅葉を見終えて

駐車場まで下りてきました。

 

トンネルを抜けて石川県に入ります

3年前には行くことが出来なかった滝や温泉を目指します。

 

 

 

最初は白山白川郷ホワイトロード最大の滝「ふくべ大滝」です

 

ふくべ大滝を後にし蛇谷園地の駐車場まで来ました

滝を見ながら足湯、運が良ければ温泉を楽しむことが出来そうです

長い階段を下りて川沿いの散策道を進んでいきます

 

湯けむりと滝の一部が見えてきました

日本の滝100選にも選ばれた「姥ヶ滝」です

 

 

ここまで来る人は少なく

足湯に漬かりながら眼前の滝の眺めを独占出来るという

至福の時間もありました

 

岩の間から蒸気が噴出しています

 

 

 

この湯けむりを見たとき

「温泉だ!露天風呂だ!」と期待したのですが

そこには数人が入れる風呂はあったものの

温泉が止まっていて冷たい水があるだけでした

しかし滝を見ながらの足湯は気持ちよかったですよ

もっとも混浴露天風呂は足湯の右手前にあり

他の人がいるときに入るにはなかなか勇気がいるシチュエーションではありました

紅葉の「#三方岩岳」「#白山白川郷ホワイトロード」≪#1≫ ― 三方岩岳山頂  「#マイクロフォーサーズ」―

今日が仕事納めの方も多いと思います。

一年間お疲れさまでした。

 

2024年の最初の紅葉は

谷川岳一の倉沢と決めて二回にわたり訪問したのですが

今年の紅葉の遅れは尋常ではなく

10/21の三方岩岳訪問で漸く実現しました

 

3年前の10月23日に訪れた時は

紅葉どころか風雪に見舞われ登頂を断念した場所です

同じような時期なのにこれほど違うとは・・・・

martintan.hatenablog.com

 

ちなみに今年2024年は11月10日までで冬季閉鎖になったようです

 

 

展望台からの眺めです

画面中央遠くに見えるは槍ヶ岳でしょうか・・・


展望台駐車場から更に先に進み三方岩駐車場に着きました

前回は雪のため三方岩岳に登ることが出来ずここで引き返しました

画面左下に駐車場が見えます

 

三方岩岳岐阜県と石川県の県境に位置し標高は1736m

三方岩駐車場の標高は1445mありますから

標高差は300m足らずで

駐車場から頂上まで天気が良ければ一時間ほどの距離です

 

三方岩岳の山頂に到着しました

白山の方向です

 

霞雲の向こうはやはり槍ヶ岳のようです

見事な紅葉が始まってました

 

「#鳩ノ巣渓谷」と「#白丸ダム」 ― 鳩ノ巣渓谷遊歩道を歩く ―

横浜の自宅から奥多摩駅まで始発の鉄道でおよそ3時間

新宿駅から青梅駅まで中央線のテスト中のグリーン車に乗ることが出来ました

 

奥多摩駅からは西東京バスを利用して

麦山浮橋、小河内ダムを訪問し

その後、奥多摩工業さんの曳索鉄道の貨物車を見てきました

時刻は14時半前後

 

秋の夕暮れはつるべ落とし、一気に暗くなります

再び観光案内で短時間で行ける観光名所をお聞きしました

 

勧められたのが鳩ノ巣渓谷遊歩道

奥多摩駅」の一つ手前「白丸駅」まで青梅線に乗り

多摩川沿いに「鳩ノ巣駅」まで遊歩道を散策するというもの

古里駅から奥多摩駅まで続く多摩川沿いの遊歩道の一部のようです

 

距離は2.2㎞、1時間強で行けるようです。

途中、白丸ダムでは魚道を公開しているようなのですが

公開時間には間に合いませんでした

 

白丸駅から遊歩道へ入るところで少し迷いました

 

半時間ほど歩いて白丸ダム堤体が見えてきました

 

 

ダム下流左手に魚道が見えます

 

東屋の向こうで

東南アジア系の方々が撮影をされてました

 

この辺りから「鳩ノ巣渓谷」に入ってきました

 

帰途は鳩ケ谷駅から乗車した青梅線の中で

疲れ果てて

ひたすら眠り続けて帰りました

奥多摩の橋とダムと工場《#3》 ― 「#曳索鉄道」と「#映画の中のような工場」と工場内を通る細い公道 ―

本日の記事のメインテーマは

奥多摩工業曳鉄線」と「奥多摩工業氷川工場」

 

国土地理院の地図に「奥多摩工業曳鉄線」という記載があります

 

殆どがトンネルのようですが

地上に出ている部分や谷を渡る橋梁部分もあります

それを目にするとまるで「ターミネーター」系の映画の一場面のようです

片側は砕石を積んだ貨物車

もう片方は空の貨物車

静かに、思い出したように無人で動いています

 

 

JR青梅線の終点「奥多摩駅」の周辺で

管理人にとって最も目をひいたのは

奥多摩工業の工場と

山奥で静かに無人で動く曳索鉄道の貨車でした

このような山間の景色に現れる錆が目立つ工場



冒頭に掲載した曳索鉄道を目にすることが出来る場所は下の地図の破線の先にあります

奥多摩工業の工場の中を通る未舗装の公道を進んでいきます

グーグルマップでも

奥多摩駅から現地までの経路は上の地図の地点までしか記載されていません

この先の公道の前後左右の様子は・・・

 

工場の間を抜けるといきなり山道に入り込みます

ここに至るまでの道の途中で

スクーターに乗った奥多摩工業関連の方に呼び止められました

完全に不審者扱いですね

 

目的を説明しましたが

「こちら側は工場敷地ですので入らないで下さい。曳索鉄道が見えるような場所は知らない。

それよりこの辺り猿が出没するので、どのときは絶対に目を合わせないように。」

というアドバイスをもらいました

 

確かに猿や鹿が出てきそうな景色ですね

しかしここも東京都です

 

しばらく進むと左手に曳索鉄道が見えてきました

 

「曳索鉄道」という聞きなれぬ用語を目にして調べていたところ

奥多摩工業で社長をされていた山田胖さんが昭和33年に発表された論文を見つけました

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/shigentosozai1953/74/842/74_842_461/_pdf

 

昭和2年頃に石灰石の埋蔵量2億tの日原鉱床が発見されたこと

当時の青梅鉄道の終点は「御岳駅」だったこと

それにより「御岳駅」から「氷川駅(現奥多摩駅)」まで線路鉄道の延長と

採掘場から氷川駅までの運搬方法が運搬方法を検討したこと

が説明されています

 

運鉱帯(ベルトコンベア)、小型機関車による狭軌鉄道(軽便)そして曳索鉄道(エンドレス)を比較検討した結果

5024mの曳索鉄道形式を採用したそうです

一本のエンドレスロープで繋がれた多数の貨車による運搬方法というイメージでしょうか

 

最後に

「製造課」の名前で書かれた看板の字が読めませんでした