小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

"Japan, short trips and landscapes" "Japon,

2020-01-01から1年間の記事一覧

小倉城のもう一頭の虎  ―「送り虎」― 

作:佐藤高越 高さ4.7×幅2.5m 昭和35,36年作・雌 小倉での仕事を終えて時間の余裕が出来たので 小倉駅の観光案内所で候補地をお聞きしたところ 「小倉城とその周辺の施設がお勧めです」とのアドバイスでした。 「がっかりすることは無い?」などと失礼なこと…

小倉城の虎  ― 「迎え虎」または「八方にらみの虎」 ―

小倉城には 雄の「迎え虎」と雌の「送り虎」 が飾られていた。 こちらは「迎え虎」 作:佐藤高越 高さ4.7×幅2.5m 昭和35,36年作・雄 別名「八方にらみの虎」 どの方向から見ても、虎に見つめられているように見える。 作者の佐藤高越さんは、大分県宇佐神社…

車窓「雪景色」  ― 東海道新幹線米原付近を通過中 ―

お久し振りのブログは、 「博多」に向かう東海道新幹線の車窓からの景色です。 モノクロと言ってもいいほどの色調になりました。

レールの行先は?≪#47≫  ― 銀杏並木に挟まれた一条のレール  ―

名古屋鉄道尾西(びさい)線 山崎駅付近の踏切から撮影

博物館明治村を訪ねて《#4》 ― 映画「春の雪」のロケ地「日本赤十字病院中央病院棟」 ―

おはようございます。 引き続き博物館明治村の施設を紹介していきます。 博物館明治村のパンフレットによれば、 この「日本赤十字病院中央棟」は 2005年(平成17年)に公開された映画「春の雪」のロケ地となった旨の説明があります。 映画のどの場面だったの…

三輪山・大神神社《#4》 ― 三輪山の幾つかの神社紹介と珍しい黄南天 ―

大和盆地の東南に位置する三輪山(高さ467m、面積350Ha)は 大神(おおみわ)神社のご神体です。 最古の神社で、国造りの神、医療・酒造・方除・医薬の分野の神様が祀られています。 大鳥居、二の鳥居を通り、階段を登ると大神神社の拝殿が見えてきます。 …

『豊饒の海』その全てを包みこむ「#圓照寺」 ―50年前の今日「それも心々ですさかい」―

「君はのちのちすべてを忘れる決心がついているんだね」 「ええ。どういう形でか、それはまだ分かりませんけれど。 私たちの歩いている道は、道ではなくて桟橋ですから、どこかでそれが終って、海が始まるのは仕方がございませんわ」 (『豊饒の海』「春の雪…

圓照寺に隣接する「太子堂」の石柱と石仏と紅葉

圓照寺の参道山門の手前に右に入る小道があります。 50mほど進むと右手に石の階段が現れます。 階段を上がると、 「太子堂」という建物が建っています。 こちらは敷地の中まで入ることが出来ます。

三輪山・大神神社 ≪#3≫ ― 美味なるそうめん處「森正(もりしょう)」さん ― 

大神神社のご神体「三輪山」に登拝し 広い境内のあちこちの御社に参拝して、腹ペコに。 昼食には三輪そう麺を食べようと思い、 地元の方に「美味しい三輪そうめんの店は?」とお聞きしたところ 幾つかの有名店とともに、大神神社第二鳥居の目の前にある そう…

三輪山・大神神社 ≪#2≫ ―『豊饒の海』四部作と三島由紀夫の自決―

1970年(昭和45年)11月25日、三島由紀夫は、 「天人五衰」の最終原稿を新潮者の担当者に手渡した後、 「盾の会」のメンバー4人と共に自衛隊市ヶ谷駐屯地に乗り込み、 午前11時55分頃、本館の前に自衛隊員を招集させました。 本館の2階バルコニーに立って演…

三輪山・大神神社《#1》三輪山登拝  ― 『豊饒の海』「奔馬」の舞台を訪ねて ―

おはようございます。 早朝、名古屋から数少ない名張駅停車の近鉄難波行特急に乗り 名張で準急に乗り換えて桜井に到着。 前日の天気予報では「曇り時々雨」となっていて 三輪山登拝が出来るかどうか心配でしたが、 日頃の行いが良いからかw 朝の天気予報は…

4年目スタート

本ブログは11月11日に4年目に入りました。 奇しくも、同日に親しい人が人生の幕を閉じました。 勝手乍ら暫く記事の掲載をお休み致します。 ↑ 『永観堂』「みかえり阿弥陀像」を有する西山浄土宗「禅林寺」の山門です

博物館明治村を訪ねて《#3》 ― 帝国ホテルと関東大震災そして「春の雪」 ―

帝国ホテルの歴史は1980年(明治23年)に始まります。 鹿鳴館(当時)に隣接する場所に、来日した外国人に応対し宿泊させる施設として、渡辺譲の設計により木造3階建ての初代帝国ホテルが開業しました。 それから四半世紀後、新館設計検討が著名な建築家フラ…

博物館明治村を訪ねて《#2》 ― 明治村で見つけた愛 ―

「#春の雪」の終着点「#月修寺」 ― 「#圓照寺」山門を訪ねて ―

「スグキテクレ。タノム。サクライセン、オビトケノ、クズノヤニイル。コノコト、チチハハニハ、ゼッタイシラスナ。マツガエ、キヨアキ」 (三島由紀夫作『豊饒の海』「春の雪」より) (「春の雪」をまだ読んでいない方は、ここから先へは進まないでください…

博物館明治村を訪ねて《#1》 ― 西郷従道邸 ―

三島由紀夫の遺作『豊饒の海』4部作の最初は「春の雪」 主人公の松枝清顕の住む松枝侯爵邸のモデルと言われる「西郷従道邸」です。 1964年(昭和39年)に、東京都目黒区の西郷山公園から明治村に移設されました。 西郷山公園は池尻大橋駅と代官山駅の中間点…

レールの行き先は?≪#46≫  ― 「伊吹山」山頂の荷揚げ用モノレール ―

「伊吹山」スカイテラス駐車場の西登山道入り口付近から伸びる一本のレール 「伊吹山」スカイテラス駐車場から延びる一本のレールは 山頂に向かう荷揚げ用のモノレールです。

雲海を見下ろす「伊吹山」≪# 7≫ ― 様々な雲の形 ―

この日は、 早朝の雲海に始まり、 雲に包まれた山頂、 夏空に昇り立つ入道雲や 秋空の空高くに点在する秋雲まで 様々な雲を見ることが出来ました。 そんな雲たちを紹介します。

雲海を見下ろす「伊吹山」《#6》 ― 登山道を彩る花と虫たち ―

ルリトラノオでしょうか? キバナノレンリソウ? 多分、クサボタン アゲハ蝶だけでなく 頂上付近では、短い夏を堪能するかの如く 煩いほどの(多分)コバエが数多く飛び交っていました。 伊勢湾一周「神島」シリーズで紹介したように 11月25日で没後50年とな…

雲海を見下ろす「伊吹山」≪#5≫ ― 山頂から中央登山道で下山 ―

「霜月」最初の画像は「伊吹山」山頂 中央登山道から下山する 中央登山道は、スカイテラス駐車場と山頂をほぼ一直線で結んでおり、階段が多い。 【お詫び】 「雲海を見下ろす「伊吹山」《#1》」の記事の中で、入り口料金所の標高および標高差の数字が誤って…

雲海を見下ろす「伊吹山」≪#4≫ ― 真っ青な空 ―

八百万(やおよろず)の神が出雲大社に行ってしまうという10月「神無月」も 今日で最後。 例年だとハロウィーンで大騒ぎになるのですが、今年はどうでしょう? かたや「八百万の神」かたや「Trick or Treat!」 最近、合衆国では「Merry X'mas!」ではなく「Ha…

雲海を見下ろす「伊吹山」《#3》 ― スカイテラス駐車場から山頂へ向かう ―

伊吹山の北側9合目辺りに位置する 伊吹山ドライブウェイのスカイテラス駐車場。 その駐車場から山頂までの登山ルートは三つ。 駐車場の一番奥(西側)から登る「西登山道」 山頂までの距離は1km。所要時間は40分。 最も歩きやすいルートです。 駐車場の真…

雲海を見下ろす「伊吹山」《#2》 ― 霧に濡れた風向計 ―

スカイテラス駐車場(標高1260m)の展望台の霧に濡れた風向計

雲海を見下ろす「伊吹山」《#1》 ― 流れ落ちる雲海とギネス記録 ―

夏の終わりに滋賀県の最高峰「伊吹山」に行ってきました。 伊吹山の標高は1377m。 早朝のお手軽登山を目指すなら8月末までがお勧めです。 というのも、 8月末まで伊吹山ドライブウェイは 通常の営業時間が午前8時開始のところ 午前3時と圧倒的に早くなって…

飯田線の秘境駅≪#番外編3≫ ― 千代駅付近の清流 ―

飯田線の秘境駅 ≪#番外編2≫ ― 列車を見送るバイクの二人連れ ―

大嵐駅を出発する列車を見送るバイクの二人連れ

飯田線の秘境駅 ≪#番外編1≫ ― 中井侍駅横の2段の茶畑 ―

飯田線の秘境駅 《#11》 エピローグ ― 秘境駅の旅で出会った花とともに ―

各秘境駅のホームや周辺には 色とりどりの花が咲いていました。 2020年11月13日(金)から 臨時急行「飯田線秘境駅号」の運行が発表されています。 発表記事によれば、 豊橋駅を9時50分に出た臨時急行は 今回訪問した6つの秘境駅の全てに停車します。 秋の…

レールの行先は?≪#45≫ ― 大きな木の向こう側に消えていくレール ―

↑ 飯田線「千代駅」ホームから豊橋方面を撮影

飯田線の秘境駅 《#10-2》 「田本駅」に列車が停まり出発していく

近くの集落を目前にしながら続行を断念し 田本駅近くまで戻ってきました。 駅に辿り着く直前に 豊橋方面から列車が来ました。 乗降客は見当たらず 車掌さんだけが安全確認をして 列車は発車し 暗いトンネルの中に消えて行きます。 そして、待つこと暫し 17時…