神島で途中下車する為に、車ではなく公共交通機関を使うことにした。
そこで登場するのが、
青春18きっぷに勝るとも劣らない内容。(使用条件等は文末にて)
料金2620円で、JR東海の広域のエリアで乗降りが終日自由。
今回は、金山を起点に
金山7時03分発 →7時58豊橋着 (青空フリーパス) 通常1170円
新豊橋8時15分発 →8時50分三河田原着 (豊橋鉄道) 520円
田原駅前8時52分発 →9時46分伊良湖岬着 (豊橋鉄道バス) 1070円
伊良湖岬港10時発 →10時15分神島港着 (神島観光汽船)片道1600円
神島15時50分発 →16時40分鳥羽佐田浜港着 (鳥羽市営定期船)片道750円
鳥羽17時36分発 →19時30分名古屋着 →19時37分金山着
(青空フリー切符)通常2500円
というスケジュールをたてた。
当日、「青空フリーパス」を握りしめ午前7時頃の金山駅で豊橋へ向かう列車を待つ。
午前8時、豊橋駅到着
JR「豊橋駅」から豊橋鉄道「新豊橋駅」まではペデストリアンデッキ経由で雨に濡れることなく行くことが出来る。
伊良湖岬までの切符が買えるかどうかを聞いたところ、
「電車+バス」の割引切符を発行してくれた。(1590円のところ1520円)
「70円分ラッキー!」と喜びつつ、
「神島への船の乗車券は扱ってますか?」と聞いたところ
「神島への船あったかな・・」という不安な回答。
豊橋鉄道は名古屋鉄道が50%以上を出資している系列会社で、鉄道、バス、ホテル等の事業を行っている。
鉄道としては、本日乗車する「渥美線」という鉄道線(総延長18km)と「東田線」という軌道線(総延長5.4km)を保有・運営している。
豊橋鉄道渥美線は起点終点を含め16駅だが、その殆どに駐車場を整備していてパークアンドライドを勧めている。
終点三河田原駅で渥美線を降り、豊橋鉄道バスに乗り換え、伊良湖岬に向かう。
早起きをしたこともありバスの中は居眠りタイム。
画像が全くない。
いよいよバスは伊良湖岬に到着。
乗換え時間が短いので、神島観光汽船の窓口を探しまわるがよくわからない。
伊良湖岬と知多半島の「河和(こうわ)港」を結ぶ名鉄海上観光船の窓口をみつけたので、そこで聞いてみた。
その答えは
「神島観光汽船の乗船場はあの桟橋だけど、その船は出とらんよ。
13時発なら出ると思うが確認してください。」
(えええ・・・!)
大トラブル発生
確かに事前の路線案内で調べたとき鳥羽経由のルートしか出ないことがあり、
更には新豊橋駅窓口での不安な返事を考慮して
伊良湖ルートの不確実性に思い当たるべきだった。
前日までに予約も電話確認すらしてなかった。
減便していなかったとしても、予約で満席になっていた可能性もある。
「山海荘」での昼食は予約したというのに。
百歩譲って、
新豊橋駅の窓口で訪ねた時に感じた不安感を解消しておくべきであった。
悪天候による欠航しか心配していなかった。
気を取り直して
名鉄海上観光船窓口で教えていただいた問い合わせ先番号に電話して確認してみた。
「13時の便はあるけど、今日の神島からの戻り便は無いよ。」
畳みかけるような返事が返ってきた。
神島で野宿?
【青空フリーパスの概要】
1. 使用可能な期間は、年末年始を除く土日祝日の一日24時間。
2. 使用可能な列車は、新幹線と寝台列車を除く全列車。
但し、特急や指定席を利用する場合は特急券、指定席券の購入が必要。
三セクの伊勢鉄道はエリアに含まれている!
3. 定められたエリアで乗り降りが可能。
エリアはかなり広域で、
三セクの伊勢鉄道も範囲内。
4. 料金は2620円(2020年6月現在)
(注)購入・使用される場合は、JR東海の窓口・ホームページ等で
詳細をご確認ください