飯田線の秘境駅≪#1≫ プロローグ

 JR飯田線秘境駅を訪ねる旅。

「疎」の局地

秘境駅に唯ひとり」

 

秘境駅といえば

先ずは、牛島隆信さんのサイト「秘境駅に行こう」訪問だ。

 

牛島さんのサイトでは、今年1月に、2020年版を公開されているが、

No.1~No.200の秘境ランキングの中に

JR東海飯田線の10の駅が入っている。

 

 

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飯田線の概要を見てみよう。

 

愛知県の豊橋駅と長野県の辰野駅を結ぶ総延長195.7kmに起点終点駅を含め94駅。

秘境駅が10か所も含まれるというに、駅間の平均距離は僅か2.13km。

上の路線図でも、飯田線の駅は多すぎて折り曲げないと表示できない。

 

 

中央線で新宿を出発すると196㎞で下諏訪駅

新宿駅7時発の「特急あずさ1号」に乗車し

上諏訪駅普通列車に乗換えれば

9時27分には下諏訪駅に到着する

2時間27分の旅である

 

新幹線を使ったケースでは、

尼崎~新大阪~名古屋の距離が198.1km。

尼崎を5時31分発の東海道線普通列車に乗り

新大阪駅東海道新幹線に乗換えれば

6時48分には名古屋に到着する。

1時間17分の旅になる。

 

一方、飯田線豊橋10時42分発の岡谷行き普通列車に乗車した場合、

途中92駅に停車しながら17時20分に辰野駅に到着する

6時間38分の長旅である。

平均時速29.5km!!

 

 

 

飯田線の前身は

伊那電気鉄道、三信鉄道、鳳来寺鉄道、豊川鉄道の4社の民間鉄道で

太平洋戦争の最中、1943年(昭和18年)に国有化された

 

飯田線秘境駅10駅の内、

ランキング25位までに上位6駅が入っていて、

全て、大嵐駅から天竜峡駅間の「三信鉄道」区間に含まれている。

1956年に完成した佐久間ダム建設による水没と集落移転が影響している。

 

さて、豊橋駅を朝出発して、

一日でこれらの秘境駅6駅全てに下車して

再び豊橋駅に戻ってくることが可能だという。

 

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  ↑ これは「小和田駅」の時刻表

 

豊橋方面が一日に僅か8本(開始駅を豊橋にすると8時以降の7本となる)

天竜峡・飯田方面が一日に9本(開始駅を豊橋にすると同じく7本となる)

 

朝6時豊橋天竜峡行の普通列車に乗り、

秘境駅6駅のうちで最も遠くの「千代(ちよ)駅」まで行き

千代駅から順に6駅で下車し、再び次の列車に乗るという方法をとれば、

21時54分に豊橋駅に戻ることが出来る。

およそ16時間プラス自宅から豊橋までの往復という旅になる。

 

 

もう少し何とかならないか。。。 

 

鉄道マニアの先人たちのマニアックな知恵は極めてハイレベルだ

曰く「箱ダイヤ」