小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

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伊勢湾周遊《#9》  ― 12時間にわたる伊勢湾一周の旅が終わった ―

 釣り人が行きかう防波堤を見ながら、

15時50分、本日の最終便は鳥羽港に向け神島漁港を出航した。

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 「山海荘」のおかみさんの適切なアドバイスのおかげで

鳥羽行最終便で鳥羽佐田浜に辿り着くことが出来た。

 

 

鳥羽港では種々の船が停泊していた。
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鳥羽では列車の待ち時間に、駅の近くの居酒屋で海の幸を頬張りながらチョイといっぱい。

見事な岩ガキ。酒が旨い。

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週末だというに、鳥羽駅周辺は人も少なく、

飲食店も休業状態もしくは閉店時間を早めていた。

 

 

青空フリーパス」を使って「快速みえ号」に乗る。

自由席も空いている。

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朝7時に出発した金山駅に19時40分到着

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伊良湖岬~神島の船が減便欠航して

伊良湖岬で予定外の3時間を過ごしながらも

無事帰還。
 

 

【おまけ】

神島灯台に向かう道で大きな蜘蛛の巣に遭遇。

人の目には見えているのに、カメラでピントを合わせるのは難しい。

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鳥羽市の資料を見ていたら神島の人口の推移データがあった。

 

1857年(安政4年) 138世帯 593人 (明治維新の9年前)

1925年(大正14年) 169世帯 1029人 (三島さんが生まれた年)

1955年 (昭和30年)244世帯 1362人 (65年前『潮騒』の頃)

2020年 (令和2年5月末)157世帯 322人

 

今の人口は、『潮騒」が書かれた頃の1/4になってしまっている。

1955年には一世帯当たり5~6人だったのが、今では2人程度。

高齢者が二人で暮らす世帯が多いことを数字が物語っている。