小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

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歴史遺産

圓照寺に隣接する「太子堂」の石柱と石仏と紅葉

圓照寺の参道山門の手前に右に入る小道があります。 50mほど進むと右手に石の階段が現れます。 階段を上がると、 「太子堂」という建物が建っています。 こちらは敷地の中まで入ることが出来ます。

三輪山・大神神社 ≪#2≫ ―『豊饒の海』四部作と三島由紀夫の自決―

1970年(昭和45年)11月25日、三島由紀夫は、 「天人五衰」の最終原稿を新潮者の担当者に手渡した後、 「盾の会」のメンバー4人と共に自衛隊市ヶ谷駐屯地に乗り込み、 午前11時55分頃、本館の前に自衛隊員を招集させました。 本館の2階バルコニーに立って演…

三輪山・大神神社《#1》三輪山登拝  ― 『豊饒の海』「奔馬」の舞台を訪ねて ―

おはようございます。 早朝、名古屋から数少ない名張駅停車の近鉄難波行特急に乗り 名張で準急に乗り換えて桜井に到着。 前日の天気予報では「曇り時々雨」となっていて 三輪山登拝が出来るかどうか心配でしたが、 日頃の行いが良いからかw 朝の天気予報は…

博物館明治村を訪ねて《#3》 ― 帝国ホテルと関東大震災そして「春の雪」 ―

帝国ホテルの歴史は1980年(明治23年)に始まります。 鹿鳴館(当時)に隣接する場所に、来日した外国人に応対し宿泊させる施設として、渡辺譲の設計により木造3階建ての初代帝国ホテルが開業しました。 それから四半世紀後、新館設計検討が著名な建築家フラ…

博物館明治村を訪ねて《#2》 ― 明治村で見つけた愛 ―

博物館明治村を訪ねて《#1》 ― 西郷従道邸 ―

三島由紀夫の遺作『豊饒の海』4部作の最初は「春の雪」 主人公の松枝清顕の住む松枝侯爵邸のモデルと言われる「西郷従道邸」です。 1964年(昭和39年)に、東京都目黒区の西郷山公園から明治村に移設されました。 西郷山公園は池尻大橋駅と代官山駅の中間点…

伊勢湾周遊《#7》 「監的哨」  ― 物語はクライマックスへ ―

「監的哨」とは・・・ こちらの説明が一番分かり易いと思う。 その外観は 暴風雨で休漁となった日 びしょ濡れになった二人が焚火を挟んで見つめあい 「その火を飛び越して来い。その火を飛び越してきたら」と初江が叫んだのは この場所だったのだろうか。 屋…

雷神の手ぶりを真似てみる ― 建仁寺の中庭「潮音庭」の向こう側 ―

時は夕暮れ。 雨が降り出しそうな空模様。 建仁寺の潮音庭の向こう側に 照明に照らされた 「風神雷神の屏風図」 俵屋宗達の代表作である。 雷神の身振り手振りを真似てみる なお、「風神雷神の屏風図」のオリジナルは京都国立美術館に寄託されており、 建仁…

まったり山散歩《#3-2》  ー 織田信長の最初の城「小牧山城」ー

小牧山 100mに満たない高さの山だが、 その頂に抱く小牧山城は 織田信長自身が手掛けた最初の城であり、 秀吉と家康が対峙した「小牧・長久手の戦い」の主役の城でもある。 小牧市役所駐車場から見た小牧山 小牧山吉吾郎という名の狐と稲荷神社 うるう日の2…

まったり山散歩《#3-1》  ー「小牧山」ー

木曽川、長良川、揖斐川の所謂「木曽三川」により形成された濃尾平野。 その平らな平野の中で、小牧山がぽつんとそびえている。 そびえていると言っても、その高さは僅か標高84m ビルとしたら20階建てくらいの高さだろうか。 頂上には、「歴史館」として再…

神秘と歴史に包まれた場所《#5》 ― 「天岩戸神社」と「天安河原」 ―

テーマがアチコチに飛んで読みにくいブログになってしまって 申し訳ありません。 再び、「神秘と歴史」に戻ってきました。 高千穂峡を後にし バスは少し離れた場所にある「天岩戸神社」に向かう。 天岩戸神社は、天照大御神 が隠れた天岩戸をご神体とする神…

神秘と歴史に包まれた場所《#4》特別編 ― 天岩戸神社の花と実と神主さん ―

天岩戸神社の入り口で出会った花と実と神主さん。 彩りが綺麗でした。

神秘と歴史に包まれた場所《#3》 ― 別の角度から見た真名井の滝

坂道をひたすら下り、 高千穂神社から「おのころの池」に戻ってきた。 まだ少し時間があるので、 橋を渡って川の反対側にあるボート乗り場付近に行ってみる。 【橋から見た真名井滝】 雨量が多いことで有名な場所と言えば。 屋久島 紀伊半島の大台ヶ原、尾鷲…

神秘と歴史に包まれた場所《#2》 ― 高千穂神社 ―

真名井の滝の水は、五ヶ瀬川に隣接する「おのころ池」が源になっている。 「おのころ池」の中には「おのころ島」があり イザナギ・イザナミの神が矛を使って作った最初の日本の島といわれている。 別の説によれば、 天孫降臨の際に、天村雲命(あめのむらく…

諸戸氏庭園に隣接する「六華苑」《#2》  ― NHK大河ドラマ「いだてん」のロケ地に使われた洋館と庭園 ― 

「諸戸氏庭園」と 六華苑」の位置関係は以下の通りで、 画面右側の揖斐川右岸に隣接しており 画面右下に「七里の渡し跡」が位置している。 ↓ 画面左側の日本家屋から右側の洋館へ移動すると 景色が一変する。 画像の合間に、凄腕の諸戸清六さんについて 駆け…

諸戸氏庭園に隣接する「六華苑」《#1》 ― 日本家屋と日本庭園 ―

諸戸氏庭園に隣接した歴史的建造物と庭園が「六華苑」。 設計はジョサイヤ・コンドルさん 明治時代後期の幾つもの著名な建物を設計している。 そして依頼主は二代目諸戸清六さん。 門を入り、しばらく歩くと 洋館と日本家屋が一緒になった建物が見えてくる。…

東海道53次 第41番宿場「宮の渡し」の空と雲

公共交通機関で行く場合は 名古屋市営地下鉄の伝馬町駅が近い。 伝馬町駅から徒歩で10分弱。 旧東海道の唯一の海路の出入り口である「宮の渡し」 以前に紹介した「松重閘門」がある堀川の下流に位置する。 martintan.hatenablog.com 「宮」はもちろん熱田…

水のある風景 ― ライトアップされた歴史的建造物と人気のスーパー銭湯 ―

先般、満開の桜と歴史的建造物の尖塔の画像を掲載した。 martintan.hatenablog.com 今日は、夕刻から日没そしてライトアップされた「松重閘門」の画像を紹介します。 ↑ 堀川の左岸から撮影 ↑ 閘室部から中川運河方向を撮影 3枚目の画像は 「以前、ヨーロッパ…

東洋のパナマ運河「松重閘門」と桜開花

おはようございます。 このところの忙しさで 撮影も記事掲載も滞りがちですが、 なんとか時間を作って継続していきますので ご支援のほどよろしくお願いします。 さて、 季節外れの暖かさと寒さに翻弄され 例年よりは花見の時期が長かった桜も 葉桜へと変わ…