真名井の滝の水は、五ヶ瀬川に隣接する「おのころ池」が源になっている。
「おのころ池」の中には「おのころ島」があり
イザナギ・イザナミの神が矛を使って作った最初の日本の島といわれている。
別の説によれば、
天孫降臨の際に、天村雲命(あめのむらくものみこと)がこの地に水が無いので
水種を移し天真名井として湧水し「おのころ池」が生まれた。
この時点で残された時間はあまり無い。
五ヶ瀬川のボートで真名井の滝の下まで行ってみるか
高千穂神社に行ってみるか・・・
たまたま高千穂神社までのタクシーを呼んでいる人がいて、それに同乗させてもらい、高千穂神社に向かうことにした。
貿易関係の会社に勤務しているそうで、
羨ましいことに、時間が出来れば、国内外を問わず旅に出かけるという冒険心に富んだ方だった。
おのころの池から高千穂神社まではタクシーで数百円の距離だが
ひたすら登り続ける行程で
タクシーに乗って大正解。
社殿の中では結婚式を挙げている真っ最中だった
樹齢800年の秩父杉(宮崎県の巨樹百選に選定されている古樹)
別の杉の地上に現れた根
高千穂神社参拝を終え、先ほどの「おのころ池」に戻る途中で
玉垂れの滝の横を通る。
高千穂峡を後にし
次は少し離れた場所にある「天岩戸神社」に向かった。