小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

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水のある風景 ― ライトアップされた歴史的建造物と人気のスーパー銭湯 ―

先般、満開の桜と歴史的建造物の尖塔の画像を掲載した。 

martintan.hatenablog.com

 

 

 

今日は、夕刻から日没そしてライトアップされた「松重閘門」の画像を紹介します。

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   ↑ 堀川の左岸から撮影

 

 

 

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    ↑ 閘室部から中川運河方向を撮影

 

3枚目の画像は

「以前、ヨーロッパに行った時の写真が出てきたので『水のある風景』と題して掲載します」

と、言っても通じるのではないかと思うくらいの眺めである。

 

 最初の画像は

背景に名古屋高速道路が映りこんでいるのが残念。

 

 

 

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  ↑ 夕暮れ時の松重閘門

 

 

名古屋には、

江戸時代の初頭、名古屋城築城時に大活躍し、

その後も名古屋の発展に寄与した「堀川」と

1932年に完成した中川運河という二つの運河が存在する。

 

堀川は、熱田神宮近くの旧東海道「七里の渡し(宮の渡し)」から名古屋城の西側まで通じており

中川運河は名古屋港から名古屋駅近くの「ささしまライブ」付近まで通じている。

 

以前は、堀川と中川運河は船で行き来することが出来た。 

水位が1mほど異なる堀川と中川運河の間の船舶通行を可能にするため、

二つの河川の近接部に2つのゲート(閘門)に区切られた閘室を設け

船が行き来できるようにしていた。

規模ははるかに小さいが、パナマ運河と同じ方式である。

 

松重閘門の工事は1930年(昭和5年)に着工し

中川運河開通の1932年(昭和7年)に完成した。

 

その後、輸送手段が道路による輸送に移行してきたため

1968年(昭和43年)に閘門は閉鎖され

1976年(昭和51年)には撤去された。

しかしながら、尖塔部は住民からの強い要望により存続することになった。

 

新幹線で東京方面から名古屋に向かい

名古屋到着の少し前に、進行方向右手を見ると

その美しい姿を見ることが出来る。

 

 

 

 

【近くのスーパー銭湯】 

上の地図の中央左、

松重閘門の左方向に「山王温泉喜多の湯」というスーパー銭湯がある。

湯船の種類が多く、休憩所の設備と広さも豊かで、

アクセスも名鉄名古屋駅金山駅の間にある山王駅から徒歩5分ほどと便利なので、

ときどきお世話になっている。

 

有料駐車場が併設されていて、

60分平日300円、土日祝日400円と設定されている。(2019年4月1日現在)

 

「喜多の湯」の利用者は6時間分の駐車場金代が無料になる。

「喜多の湯」の料金は、平日650円、土日祝日750円。

岩盤浴は別料金で前日600円。   (2019年4月1日現在)

 

名古屋鉄道山王駅から徒歩5分程度と便利で、

浴槽の種類が多く、露天風呂だけでも炭酸風呂、壺風呂、ジェット風呂寝湯等があり広々としている。

ブランケットとリクライニングチェアが用意された無料休憩所も広々していて、

非常に人気のあるスーパー銭湯である。

時間によってはかなり混みあう点がマイナスだが、

これも人気ゆえのことなのである程度は仕方ない。

 

 

今回、撮影にあたっては、 

「喜多の湯」の駐車場に車をとめ

松重閘門まで徒歩で出向き撮影をしたのち、

のんびりと湯につかり冷えた身体を暖めるという贅沢を味わった。

 

 

 

そして 陽が落ちて、松重閘門の尖塔にライトがあてられた。

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