国の重要文化財指定を受けている五重塔は1808年の建立されました。
興正寺では通年で21時頃までライトアップをしているそうです。
ワンドリンクが付いていたので、白のグラスワインをいただきました。
各席には、洒落たつまみも用意されていて
リラックスした雰囲気でJAZZの調べを楽しむことができました。
ピアノの水野伸子さんは、愛知東邦大学教育学部の教授をされていて
ピアノトリオはアマチュアとして演奏されているとのこと。
スタートは緊張されている気配も感じられましたが、
2~3曲進んだ「サマータイム」「マシュケナダ」の辺りでは、ノリが良い演奏をリスナーとともに楽しんでいると感じました。
「トルコ行進曲」といったクラシックや「小さい秋みつけた」といった童謡をジャズにアレンジするなど斬新な切り口を披露されていて
とても興味深く聴かせていただきました。
水野さんが特に力を込めて説明されていたのがこのピアノ。
「ベヒシュタイン 1916年ベルリン製 B200」
現在ではスタンウェイのピアノが圧倒的に有名ですが、
ドビッシーやリストはこのベヒシュタイン製ピアノを絶賛していたそうです。
鍵盤は象牙で出来ていて、「音の立ち上がりが早い」のが特色だそうです。
これからも是非
こうしたイベントを企画していただきたいと思うと同時に、
大学教授と二足の草鞋を履く水野先生とNOVSANSの活躍を祈念しております。