冬の日没は早く
みるみるうちに横浜大桟橋も夜の帳(とばり)に包まれていきます。
大桟橋に停泊する「飛鳥Ⅱ」の舳先の向こうに「みなとみらい」の夜景が広がります。
「飛鳥Ⅱ」は、1月3日11時に清水港から横浜港に戻りました。
大桟橋の反対側の岸壁に停泊しているのは鳥羽港から来た「にっぽん丸」
スレンダーで美しい形です。
現存する「にっぽん丸」は三代目。
大阪商船三井船舶㈱が所有するクルーズ船で、母港は東京港です。
1990年に、三菱重工業㈱神戸造船所で建造されました。
全長166.63m、全幅24m、喫水6.6mで
総トン数21,903tの客船だそうです。
乗客定員は532名、乗組員は160名。
「飛鳥Ⅱ」は
日本郵船の関係会社郵船クルーズが所有するクルーズ船で、母港はここ横浜港です。
(その為、上では「清水港から横浜港に戻りました」と書いています。)
こちらも1990年に、三菱重工業㈱長崎造船所で建造されました。
全長241m、全幅29.6m、喫水7.8mで
総トン数50,444tの客船です。
乗客定員数は872名、乗組員は490名と非常に大きな客船です。
世界最大の客船はどの程度かと調べてみたら、桁違いの大きさです。
米国のロイヤル・カリビアン・インタナショナル社が運航する
「オアシス オブ ザ シーズ」
全長361m、全幅65m、喫水9.1m、高さ72m。
乗客定員数5400名、乗組員2160名。
フィンランドの造船所で建造されたそうです。
フィヨルドに囲まれた水深の深い造船所だから建造できるのでしょうか。。。
大桟橋の青のイルミネーションの先に「横浜ベイブリッジ」が、左手には「鶴見つばさ橋」が見えています。