緩やかな上り坂の街並を歩いていきます。
左右の街並は何れも歴史を感じさせる建物が並んでいます。
週末午後の画像です。
まるで映画撮影所のようです。
ただ、人影が見えません。。。
郵便制度が整備され始めた明治20年頃のポストです。
画面中央は「女城主」という看板を掲げた岩村醸造株式会社さん。
岩村城跡に登った帰り
酒粕のソフトクリームをいただき
土産の純米吟醸酒を買って帰りました。
訪ねたのは夕方の遅い時間でしたが、
女将さんにいろいろと話を聞かせていただきました。
店の奥に酒蔵があり、毎年日本酒を醸造しているそうです。
原料となる米は、一年以上前に翌年の売上げを想定して
注文をしなければなりませんが
コロナ感染拡大した昨年は売上げが半減し
今も大変な苦労をされているそうです。
「杜氏や従業員の方の生活も出来るだけ確保してあげたい。
そうしなければ、この先、誰も附いて来てくれません。」
と仰ってました。
昔は、酒蔵側の国道が開通しておらず
店先から何俵もの米を酒蔵まで運んでいたそうです。
その為にトロッコのレールが曳いてあり、
コロナ感染が広がるまでは酒蔵の見学もできるようにしていたそうです。
「今も、海外からのインターネットでの注文があって助かっている」とのことでした。
日本酒もグローバルになってます。