興行収入400億円以上だとか・・・
その「鬼滅の刃」の聖地と言われる場所は全国で何ヵ所ほどあるのでしょうか?
「関の鬼太郎」伝説がその名の由来のようですが、子供連れに適した巨石が折り重なる風光明媚な公園です。
平家が権勢を極めていた平清盛の時代です。
太郎という男が岐阜県の関を追われこの岩山に住み着きました。
放火・強盗など悪行の限りを尽くし、付近の住民や旅人は恐れおののいていました。
後白河法皇の命により京から屈強な武士が派遣され地頭たちと協力して
蟹薬師寺祭礼の場で太郎を捕縛し処刑しました。
しかし、処刑の直前に太郎は改悛し魔よけの善鬼となったそうです。
当地には、鬼がいて
修行に適した地形があり
頂上付近には「一刀岩」と名付けられた蓮華岩がある。
しかも名称は鬼岩公園。
鬼滅の刃の聖地と呼ばれるのも当然でしょう・・・
鬼岩公園へのアクセスは車がベターです。
公共交通機関では、JR中央線「土岐市駅」からタクシーで15分ほど。
上の案内図の一番下「鬼岩ドライブイン」に車を留めてスタートです。
ひたすら案内図の上(松野湖方向)に向かって進みます。
ドライブインと松野湖の標高差はおよそ100m。
一刀岩(蓮華岩)の辺りまででしたら標高差80m程度です。
今年2月に行きました。
2月にもかかわらず大変穏やかな日で、登りは汗ばむほどの陽気でした。
歩道橋を通って国道21号線を越え
鬼岩温泉旅館「了山」を左手に見ながら進みます。
ミシュランは、愛知・岐阜・三重の東海三県のレストラン・旅館について
2019年特別版を発行しています。
この鬼岩温泉旅館「了山」さんは、なんとミシュラン三ツ星の旅館なんです❣❣
道なり左に曲がり公園橋を渡ります。
左手奥に廃墟となった旅館が見え、少々ギョッとします。
何があったのでしょうか? 今回のコロナ感染よりずっと前に廃業したのでしょう。
右手に現在も営業中の「いわみ亭」「湯元館」の2軒の旅館があり、日帰り入浴も出来そうです。
ルートは、案内図右手の「臼岩・展望台めぐりコース」
真ん中の「渓谷・岩巡りコース」
左手の「蓮華岩・太郎コース」があり
終点の松野湖手前で一つに合流します。
この日は、右手の「臼岩・展望台めぐりコース」で展望台まで行き
いったん戻って「渓谷・岩巡りコース」で登り
左手の「蓮華岩・太郎コース」で降りるというルートにしました。
↓ 下りは、左手階段から降りてきます。 右側石畳の道を直進します。
↓ 見返り橋です。
真っ赤な見返り橋を渡り、しばらく進むと
「臼岩・展望台コース」への分岐に差し掛かります。
展望岩からの眺望です。
先まで行って下の景色を見てみましょう。
↑ 展望岩から遥か向こうに鬼岩ドライブインが見えます。
スタート地点近くまで戻って、「渓谷・岩めぐりコース」を進みます。
鬼の住処に辿り着きました。
ここを住処としている鬼の姿は昨日の画像です
次々に現れる巨石・巨岩と、そこそこに危なっかしい道のりは
勾配が厳しいわけではないが、適度な緊張があって飽きさせません。
小学生以上の子供を連れて行くなら、ベストに近い公園だと思います。
上の案内図で、真ん中の青で記された「渓谷・岩めぐりコース」を登ってきました。
本日はここまで。
次回は、「一刀岩」と命名された「蓮華岩」そして「太郎岩」を通って、スタート地点に戻っていきます。
上の案内図の黄色で記されたルートです。