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まったり山散歩≪6-2≫「猪高(いだか)緑地」 ― 名古屋市と長久手市に位置するの三つの山 ―

名古屋市内で山歩き?」

 

そもそも、名古屋は

木曽三川の河口に形成された濃尾平野の東側に位置しているので、

名古屋の地形は西低東高となっている。

徳川家康尾張の城を清洲から名古屋に移したのも、

名古屋城が熱田台地の西端の高台に位置し

水害と西側からの攻撃に強いと判断したからと言われている。

 

従って、名古屋の高台(山)は名古屋市の北側もしくは東側にある。

名古屋市の最高峰は「東谷山(標高198.3m)」

そして第2位はここ猪高緑地の「親鸞山(標高111.6m)」。

 

前置きが長くなりましたが、

本日の記事は、猪高緑地のコース案内の2番目。三山縦走です。

塚ノ杁池~勢子坊竹林~長湫越し~鷹住山~ロバの背山~親鸞山というコース。

途中に見晴台もあり、長久手市街や猿投山を見ることが出来ます。

 

三つの山とは、

長久手市に位置する「鷹住山」(標高108m)

「ロバの背山」(標高105m)

親鸞山」(標高111.6m)

 

「縦走」と書いているが、

緑地入り口との標高差60m程度のウォーキングレベルで

年配の方の体力維持にも適している。

 

注意点は、

猪高緑地に精通している人を除き

事前に、インターネットや名東土木事務所で地図を入手しておくこと。

広い公園なので、道に迷う可能性があります。 

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  ↑ 地図の赤い「現在地」から上の方の道を、左から右へと移動します。

 

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 ↑ 勢子坊の竹林を左手に見ながら歩みを進める

 

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 ↑ 「長湫(ながくて)越」と書かれた分岐の案内柱

 

 

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 ↑ 分岐の左手を50mほど進むと「鷹住山」の頂上へ到達する。

   この辺りは長久手市の領域に入っているようだ。

 

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 ↑ 画面正面の上の方に「鷹住山」と彫られた石柱がある

  再び、道を戻り(そのまま進むと長久手市に行ってしまう)展望台へ向かう

 

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 ↓ 画面右手に「猿投山」が霞んで見える

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 ↓ 「ロバの背山」「コヌキ平」

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 ↓ 親鸞山到着

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 親鸞山の頂上から右手の階段を下りていくと

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「高針 御嶽山」という案内石柱があった

 

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以前は「極楽山」という素敵な名前で呼ばれていたが、

昭和4年(1929年)頃に、山の頂上に高さ34mほどの親鸞像建立計画が持ち上がり

いつしか「親鸞山」と呼ばれるようになったという記事がある。

建立計画は資金不足で実現出来なかったようだ。

 

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