「名古屋市内で山歩き?」
そもそも、名古屋は
木曽三川の河口に形成された濃尾平野の東側に位置しているので、
名古屋の地形は西低東高となっている。
名古屋城が熱田台地の西端の高台に位置し
水害と西側からの攻撃に強いと判断したからと言われている。
従って、名古屋の高台(山)は名古屋市の北側もしくは東側にある。
名古屋市の最高峰は「東谷山(標高198.3m)」
そして第2位はここ猪高緑地の「親鸞山(標高111.6m)」。
前置きが長くなりましたが、
本日の記事は、猪高緑地のコース案内の2番目。三山縦走です。
塚ノ杁池~勢子坊竹林~長湫越し~鷹住山~ロバの背山~親鸞山というコース。
途中に見晴台もあり、長久手市街や猿投山を見ることが出来ます。
三つの山とは、
長久手市に位置する「鷹住山」(標高108m)
「ロバの背山」(標高105m)
「親鸞山」(標高111.6m)
「縦走」と書いているが、
緑地入り口との標高差60m程度のウォーキングレベルで
年配の方の体力維持にも適している。
注意点は、
猪高緑地に精通している人を除き
事前に、インターネットや名東土木事務所で地図を入手しておくこと。
広い公園なので、道に迷う可能性があります。
↑ 地図の赤い「現在地」から上の方の道を、左から右へと移動します。
↑ 勢子坊の竹林を左手に見ながら歩みを進める
↑ 「長湫(ながくて)越」と書かれた分岐の案内柱
↑ 分岐の左手を50mほど進むと「鷹住山」の頂上へ到達する。
この辺りは長久手市の領域に入っているようだ。
↑ 画面正面の上の方に「鷹住山」と彫られた石柱がある
再び、道を戻り(そのまま進むと長久手市に行ってしまう)展望台へ向かう
↓ 画面右手に「猿投山」が霞んで見える
↓ 「ロバの背山」「コヌキ平」
↓ 親鸞山到着
親鸞山の頂上から右手の階段を下りていくと
「高針 御嶽山」という案内石柱があった
以前は「極楽山」という素敵な名前で呼ばれていたが、
昭和4年(1929年)頃に、山の頂上に高さ34mほどの親鸞像建立計画が持ち上がり
いつしか「親鸞山」と呼ばれるようになったという記事がある。
建立計画は資金不足で実現出来なかったようだ。