小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

"Japan, short trips and landscapes" "Japon,

名古屋市「白鳥庭園」ライトアップ≪#2≫ ― そぞろ歩き ―

「白鳥庭園」は東海道53次「宮宿」「七里の渡し」から

堀川沿いに1.5kmほど上流にあります。

martintan.hatenablog.com

白鳥貯木場の跡地を埋め立てて造られた庭園です。

江戸時代には、阿寺で伐採された「木曽ひのき」も貯木されていたことでしょう。

 

 

名古屋市営地下鉄の「神宮西駅JR東海道線の「熱田駅」、名鉄の「神宮前」が最寄り駅です。

 

 

通常は17時で閉園となりますが

11月20日(土)~12月12日(日)の指定日は

閉園時刻が20時まで延長されます。

f:id:martintan:20211213130056j:plain

f:id:martintan:20211213130119j:plain

f:id:martintan:20211213130158j:plain

 

ライトアップでは「雪吊り」が最も目を引きますが

照度を落とした庭園内をそぞろ歩きするのも中々オツなものがあります。

少しの時間、お付き合いください。

f:id:martintan:20211213134747j:plain

f:id:martintan:20211213134808j:plain

f:id:martintan:20211213134835j:plain

f:id:martintan:20211213134902j:plain

 

大きなカメラと三脚を持って撮影しているカメラマンが何人もいました

f:id:martintan:20211213134922j:plain

 

ライトアップされた竹林には

龍を模したオブジェが飾られています

f:id:martintan:20211213134949j:plain

f:id:martintan:20211213135008j:plain

f:id:martintan:20211213135028j:plain

 

f:id:martintan:20211213135108j:plain

 ライトに誘われて、時折色鮮やかな鯉が現れます

f:id:martintan:20211213135149j:plain

 

子供たちが餌をあげているのでしょうか

ここでは、鯉が群がっていました。

寝る直前に食べると太るかもしれないのに・・・・

f:id:martintan:20211213135244j:plain

f:id:martintan:20211213135309j:plain

 

 

二年ほど前、梅の時期の昼間に白鳥庭園を訪れています。

martintan.hatenablog.com

 

 

定光寺および定光寺公園の紅葉≪#4≫ 「源敬公廟」

 

「源敬公廟」の案内板の説明です

尾張徳川家の初代藩主「徳川義直」のお墓「廟」です。

 

 

 

 

f:id:martintan:20211210132749j:plain

 

f:id:martintan:20211210165916j:plain

f:id:martintan:20211210170014j:plain

f:id:martintan:20211210170033j:plain

f:id:martintan:20211210170051j:plain

f:id:martintan:20211210170106j:plain

f:id:martintan:20211210170124j:plain

f:id:martintan:20211210170249j:plain






12月10日にアクセス数が45000を超えました。

訪問して下さる方々

スターマークを付与して下さる方々

頂くコメント

心より感謝申し上げます。

 

相も変わらず

拙い文章と画像ですが

今後とも訪問ご支援のほど

お願い申し上げます。

martintan

 

定光寺および定光寺公園の紅葉≪#3≫ 「 定光寺 」境内

定光寺臨済宗妙心寺派のお寺で、ご本尊は地蔵菩薩です。

参道の階段にも何体かのお地蔵さんが祀られていました。

 

「源敬公廟」と呼ばれる尾張徳川家の初代尾張義直さんの廟(みたまや)がありますが、

尾張徳川家菩提寺は、名古屋市東区にある「建中寺」ですから

定光寺尾張徳川家菩提寺ではありません。

 

f:id:martintan:20211207171806j:plain

f:id:martintan:20211207171851j:plain

 

山門を入り左手奥の「経蔵」です

f:id:martintan:20211210125118j:plain

 

「本堂」です

f:id:martintan:20211210125144j:plain

f:id:martintan:20211210125158j:plain

f:id:martintan:20211210125253j:plain

f:id:martintan:20211210125306j:plain

f:id:martintan:20211210125333j:plain

f:id:martintan:20211210125400j:plain

 

鐘の周りの紅葉は、残念ながら色褪せ始めていました

f:id:martintan:20211210125522j:plain

 

お寺の片隅の花壇に可憐な紫の花が咲いていました

f:id:martintan:20211210125646j:plain
















定光寺および定光寺公園の紅葉≪#2≫ 165段の階段 ― 定光寺への参道 ―

定光寺の最寄り駅

JR中央線定光寺駅」は、春と秋に期間限定公開をしている#「愛岐トンネル群」を

見に行った時に乗降した駅です。

 

martintan.hatenablog.com

 

 

f:id:martintan:20211206143809j:plain

f:id:martintan:20211206143829j:plain

f:id:martintan:20211206143851j:plain

f:id:martintan:20211206143927j:plain

f:id:martintan:20211206143953j:plain

f:id:martintan:20211206144010j:plain

 

途中、お地蔵さんに見守られながら

ようやく山門が見えてきました。

f:id:martintan:20211206144038j:plain









 

 

定光寺および定光寺公園の紅葉≪#1≫ ー 定光寺公園の紅葉と水鳥 ―

定光寺および定光寺公園は、JR中央線定光寺駅から1.1km

徒歩だと登りになるので20分弱のところにあります。

 

愛知県での紅葉の名所に挙げられていますが

11月半ばの平日では、それほどの人混みはありませんでした。

定光寺への参道が165段の階段になっているので避けられているのでしょうか。

週末か休日に集中するのでしょうか。

 

定光寺公園では

池の六角堂の入り口にある色鮮やかな銀杏と

池の奥の紅葉がきれいに色づいていました。

f:id:martintan:20211206124910j:plain

f:id:martintan:20211206124543j:plain

 

f:id:martintan:20211206124745j:plain

 

f:id:martintan:20211206124715j:plain

f:id:martintan:20211206145422j:plain



池を泳ぐ水鳥たちも暖かな秋の一日を楽しんでいるようです。

f:id:martintan:20211206125111j:plain

f:id:martintan:20211206125135j:plain

 

名古屋市東山植物園紅葉ライトアップ≪#3≫ 植物園の温室 ― 入庁2年目の技師が設計した重要文化財 ―

 

名古屋市東山動植物園の温室は国の重要文化財に指定されています。

1936年(昭和11年)に建設、翌1937年(昭和12年)に開園されました。

現存する公共施設の温室としては、日本で最も古いものだそうです。

f:id:martintan:20211126094716j:plain

 ↑ ↓ 8mm-16mmの超広角レンズを使って全体を写すことが出来ました。

 

f:id:martintan:20211204174334j:plain

設計者は

東京帝国大学を卒業し

1935年(昭和10年)に名古屋市土木部建築家に採用されたばかりの

「一圓(いちえん)俊郎」さん

ロンドン郊外にあった「キューガーデンズ温室」を参考にしたとのことです。

 

大学卒業して2年目の技師にこれほど大きな構造物の設計を任せるとは・・・

この当時の日本は(或いは、名古屋市は)つくづくダイナミックだったのでしょう。

と同時に、「一圓俊郎」さんが天才的に優秀だったのか

当時の大学卒業時の学生のレベルが恐ろしく高かったのか。

 

因みに、当時の名古屋市長は「大岩勇夫(いさお)さん」という市長でした。

1937年(昭和12年)に、動植物園を鶴舞公園から広大な敷地の現在の東山に移転させ

汎太平洋平和博覧会を名古屋で開催させ

その他にも、在任中に市庁舎、公会堂、中川運河を建設・完成させるなど

意気盛んな「大名古屋」を実現した名市長でした。

金メダルをかじったかどうかは不明です。

 

任せる上司もそれに応える当人も「アッパレ!!」としか言いようがありません。

 

 

f:id:martintan:20211126132535j:plain

 ↑ 昭和初期の灯りを復元した温室を前に談笑する二人連れ

 

f:id:martintan:20211126140547j:plain

 ↑ 満月直前の月光に照らされて



ライトアップなど暗い場所での撮影は、一般的には

イメージセンサーが大きいフルサイズ一眼カメラが優位と言われています。

しかしながら、マイクロフォーサーズのカメラとレンズは

手振れ補正やレンズの明るさを保持して高度な画質を実現しつつ

見事なコンパクトさにより

身軽な荷物での山歩き撮影や仕事帰り撮影を可能にしています。

 

ちなみに

パナソニックLUMIXイカレンズの場合、解放F値 f/2.8-4.0で

広角 8mm-18mm (フルサイズ換算 16mm-36mm)  315g 長さ88mm

標準 12mm-60mm (フルサイズ換算 24mm-120mm) 320g  長さ86mm

望遠 50mm-200mm (フルサイズ換算 100mm-400mm)655g  長さ132mm

と驚異的な軽さと小ささです。

 

例えば

フルサイズとしては比較的コンパクトと思われるソニーの超望遠レンズFE100-400は、解放F値 f/4.5-5.6で重量1395g 長さ205mmとなっています。

 

スマートフォンの性能向上の影響を受け

カメラ市場全体が縮小の一途を辿っており

マイクロフォーサーズ規格の一眼カメラも同様な状態だと思われますが

今後も末永く生産を継続してもらいたいものです。

名古屋市東山植物園紅葉ライトアップ≪#2≫ 日本庭園 ― 現(うつつ)かそれとも写し絵か ―

現(うつつ)か写し絵か幻か。。。。

f:id:martintan:20211126142720j:plain

 

色づき始めた紅葉のトンネル

f:id:martintan:20211126145404j:plain

f:id:martintan:20211126154326j:plain

 

いよいよ写し絵の始まりです

f:id:martintan:20211126145646j:plain

 

手前の紅葉と向こう岸の景色が混然と一体化して

水面に引き込まれそうになってきます。

f:id:martintan:20211126145846j:plain

f:id:martintan:20211126154107j:plain

f:id:martintan:20211126150046j:plain

f:id:martintan:20211126150202j:plain

 

暗闇に光る鮮やかな紅葉

f:id:martintan:20211126153313j:plain

 

それ以外にも園内には光のオブジェが幾つもありました

f:id:martintan:20211126153424j:plain

f:id:martintan:20211126153508j:plain

 

名古屋市東山植物園紅葉ライトアップ≪#1≫ プロローグ

残念ながら

コロナ感染対策の一環で今年も開催中止となった

岐阜県土岐市の曽木公園の紅葉のライトアップ

 

身近かで紅葉ライトアップをしている公園がありました。

名古屋市東山植物園において11月中旬の2週間の間の平日に

「紅葉ライトアップを申込み先着順で見ることが出来る」と聞いて、

早速参加申し込みをしました。

f:id:martintan:20211122144756j:plain

 

16時半までに東山動植物園の入り口に到着

枚数限定のライトアップ入場整理券を提示して入ろうとしたところ

「16時半前の入場であれば入場整理券は不要」らしい。

ちょっと拍子抜け・・・

f:id:martintan:20211122144837j:plain

f:id:martintan:20211122144858j:plain

f:id:martintan:20211122144919j:plain

f:id:martintan:20211122144955j:plain

f:id:martintan:20211122145039j:plain

f:id:martintan:20211122145102j:plain

この日の名古屋での日没時刻は16時46分。

これから始まるショータイムにワクワクしています。

三脚が使用出来ないのがちょっと不安です。

 

愛知県三河地方の紅葉≪#10≫ エピローグ  ― 「彩り」と「癒し」―

f:id:martintan:20211111085550j:plain

 

やがて朝霧が晴れ

f:id:martintan:20211116105644j:plain

f:id:martintan:20211116104811j:plain

 

f:id:martintan:20211116104915j:plain

f:id:martintan:20211116104953j:plain

 

水面(みなも)に映し出され

f:id:martintan:20211116095756j:plain

f:id:martintan:20211122104005j:plain



青空と

陽の光に照らされた樹々の葉の彩りが

一層鮮やかを増し

f:id:martintan:20211122110746j:plain

f:id:martintan:20211122112200j:plain

 

そして「小さな旅」は「癒しの空間」へ

f:id:martintan:20211123085044j:plain

 

f:id:martintan:20211123091120j:plain

 

#「タカドヤ湿地」については、湿地に設置されたポストに

「タカドヤ高原湿地を守る会」発行のパンフレットリーフが置いてありました。

 

それによれば、湿地は#「水別川」の源流部になっていて

1977年(昭和52年)に

揚水発電所建設の残土処分で出来た堤体が池を形成したと書いてあります。

湧水で出来ている池だそうです。

堤体を含め池や湿地の周囲にあるカエデなどの紅葉樹は

その頃に地元の方が植えたそうです。

 

「守る会」は、2009年(平成21年)に

「小田木町」の有志が

湿地や池の自然を見てもらいたいという思いで結成したそうです。

ありがとうございます。

 

標高800mの高地に

周囲930mの池と

周囲370mの「上の湿地」、周囲465mの「下の湿地」が配置されています。