小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

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空港で見たもの ― 高千穂峡ツアーを終えて ―

福岡発の高千穂峡ツアーは往復で走行距離410km

新幹線で博多から名古屋までは760km

合計1170kmを陸路で行くのは少々気が重い。

 

日本一便利な福岡空港から中部国際空港まで飛行機を使うことにした。

 

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そして、降り立った中部国際空港で出迎えてくれたのは・・・

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名古屋メシ代表の一角

味噌カツの「矢場とん」の人形たち

 

大相撲名古屋場所はとっくに終了しているというのに。

神秘と歴史に包まれた場所《#5》 ― 「天岩戸神社」と「天安河原」 ―

テーマがアチコチに飛んで読みにくいブログになってしまって

申し訳ありません。

 

再び、「神秘と歴史」に戻ってきました。

 

高千穂峡を後にし

バスは少し離れた場所にある「天岩戸神社」に向かう。

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天岩戸神社は、天照大御神 が隠れた天岩戸をご神体とする神社で、

傍を流れる岩戸側の上流には「天安河原」がある。

 

天安河原」は、天照大御神が雨の岩戸の中に隠れてしまい

世の中が真っ暗になった時、

八百万の神が集まって対応を協議した場所でとされる。

 

天岩戸神社から天の安河原へ向かう散策道もなかなか趣がある。

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天安河原に到着

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「願いを込めながら石を積むと・・・願いが叶う」

いつの頃からかそんな伝説が生まれ、

今では・・・・・

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天安河原」から「天岩戸神社」に戻る

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ベンチに着いた落ち葉が秋の到来を暗示する

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当日の朝の天気は今にも雨が降りそうな様子で、「前途多難」を連想させられたが、

ツアー客全員の日頃の行いが良かったおかげで

天候は次第に回復し、高千穂峡到着以降、全ての行程で晴れ間が出ていた。

また、このツアーの添乗員さんは話が面白く長いバス車内の時間も苦にならなかった。

更には、最近退職し10日間の一人旅をしているというツアー客の方の興味深い話を伺うことも出来た。

皆さんに感謝しています。

 

 

以下に、一連の「神秘と歴史」シリーズをまとめておきます。

martintan.hatenablog.com

 

 

martintan.hatenablog.com

 

 

martintan.hatenablog.com

 

 

martintan.hatenablog.com

 

令和1年11月11日(R1.11.11)― 3年目開始記念(逆さ紅葉画像先行公開) ―

今日は「エンジェル・デイ」

「何故なら、全部1だから」

そんな話を、今日行った歯医者で聞いた。

 

そして本ブログの3年目の始まり。

今年も行ってきました。

岐阜県土岐市曽木公園の紅葉ライトアップ画像です。

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見る者を圧倒するカラバッジョ展、そして3年目

2017年11月11日に本ブログを開設してから2年が経過し、明日から3年目に入ります。

 

多くの方々に心より感謝申し上げます。

訪問して下さる方々、

スターをつけて評価しての下さる方々、

コメントを書いて下さる方々、

「見たよ」とか「あれはちょっと違うんじゃないか?」等々の感想を言って下さる方々、

間違いを指摘して下さる方々、

ありがとうございます。

 

絶景を求めて小さな旅を続け、

紅葉や花や音楽や絵画や美味い酒や肴に感嘆し、

最後は温泉や銭湯で寛ぐ。

 

まだまだ続けて行くつもりですので

ご支援のほどよろしくお願い致します。

 

 

そんな折り、10月26日から

名古屋市美術館でカラヴァッジョ展が

始まりました。

 

金曜日は閉館時刻が通常の17時から20時に延されているので

金曜の夕方、仕事を素早く終え美術館に向かった。

 

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圧倒的です。

見に行って損はありません。

美術書からでは絶対に感じることのできない

実物の存在感・表現性がガンガンと伝わってきます。

 

札幌が終わり、

12月15日までが名古屋市美術館

その後、大阪での展示会が予定されています。

お近くの方は是非。

お近くでない方も・・・出来れば。

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  ↑ 夜の都心の森の中に佇む「名古屋市美術館

 

カラヴァッジョは1571年9月30日、ミラノ郊外のカラヴァッジョ村の石積み工の親方の長男として生まれた。

本名はミケランジェロ・メリージ。

 

38年10ケ月の短い生涯は、美術史上で突出した絵画の才能の持ち主であると同時に

「ならず者」「殺人犯」としてシチリア島からマルタ島までイタリア中を逃亡する人生であった。

弟子を持つことはなかったが、皮肉にも

逃亡によりイタリア各地を転々とすることによって

彼の作品、強烈な作風に心酔する

多くの「カラヴァッジェスキ(カラヴァッジョの追随者)を生み出し、

彼らの作風は「カラヴァッジョ様式」と呼ばれるようになった。

 

展示は『花瓶の花、果物および野菜』と題された静物画から始まる。

カラヴァッジョの作品10点と関連する全42作品が展示されている。

 

ゴリアテの首を持つダヴィデ』は名古屋市美術館だけの限定公開。

ダヴィデの手で斬首され、髪を持ってぶら下げられているゴリアテの顔は

カラヴァッジョの自画像だそうだ。

 

髪の毛が踊り狂う蛇で出来ている恐ろしい怪物「メドゥーサ」

見た人を石に変えてしまう怪物「メドゥーサ」

斬首されたメドゥーサの顔を本物の盾に描いた『メドゥーサの盾』

 

多くの矢が突き刺さった状態を描く多くの画家とは異なり

たった一本の矢が突き刺さった状態を描いた『聖セバスティアヌス』

 

そして

何とも艶めかしい表情をした『法悦のマグダラのマリア

 

この日は「いい歯(いいは)の日」ということで

この日の来場者限定で

カラヴァッジョの作品『歯を抜く人』のポストカードをいただいた。

カラヴァッジョが何故このテーマで絵を描こうと思ったのか不思議である。

 

(偽医者と推定される)男が、ペンチで別の男の歯を引き抜いている。

男は激痛に苦しみ

右手でひじ掛けを強く握りしめ

大きく広げた左手を空中に伸ばし

口からは一筋の血が流れだしている。

その周りで、五人の大人の男と一人の子供がその様子を見つめている。

 

 

 【カラヴァッジョ展の案内はこちら】

www.art-museum.city.nagoya.jp

 

カラヴァッジョ展を見た後は当然、

B1の常設展でキーファーの「シベリアの王女」を見ました。

モジリアニもシャガールローランサンもさりげなく展示されていました。

 

カラヴァッジョの絵を見ていて、

不意に、市ヶ谷の自衛隊で自決した三島由紀夫を連想した。

 

斬りおとされた頭、吹き出す血、突き刺さる矢といった画像から滲み出る被虐嗜好。

ヨハネを描いた画像に見られるように、中性的な姿が多いという性的嗜好

 

どうでしょうか?

 

 

神秘と歴史に包まれた場所《#4》特別編 ― 天岩戸神社の花と実と神主さん ―

天岩戸神社の入り口で出会った花と実と神主さん。

彩りが綺麗でした。

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神秘と歴史に包まれた場所《#3》 ― 別の角度から見た真名井の滝

坂道をひたすら下り、

高千穂神社から「おのころの池」に戻ってきた。

まだ少し時間があるので、

橋を渡って川の反対側にあるボート乗り場付近に行ってみる。

 

【橋から見た真名井滝】

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雨量が多いことで有名な場所と言えば。

屋久

紀伊半島大台ヶ原、尾鷲、熊野

そして、宮崎

 

何度も襲ってきた台風のせいなのか、それとも元々雨量が多い宮崎県だからなのか

至るところから水が吹き出して滝となっている。

 

橋を渡りボート乗場に向かう路の横にも小さな滝が。。

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そして、滝の真下まで行けるボートの乗り場がこちら

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神秘と歴史の世界に群がるボートは、なぁ・・・

ヒルやスワンの足こぎボートでは無いことが、まだ救われるが・・・


 

ON THE ROCKS

 

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麓(ふもと)でも

最低気温が一桁になり始め

昼間の最高気温との気温差が大きくなってきました。

 

管理人も、いつものアレルギー性鼻炎ではなく風邪をひいたような気がしています。

皆さんも体調にご注意下さい。

 

 

 

本日、アクセス数が19000に到達致しました。

10月以降、紅葉questにハマっていて

ブログ更新が滞りがちとなっているにもかかわらず

本ブログを訪問し、或いはスターマークをつけていただいた皆様に、

心より御礼申し上げます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

本日の画像は

紀伊半島奈良県三重県の県境に位置する大台ヶ原の有名な絶壁を

絵画風に加工したものです。

この絶壁の先端まで行くにはかなりの勇気が必要です。

詳細ブログは近日公開の予定。

 

 

 

 

 

神秘と歴史に包まれた場所《#2》 ― 高千穂神社 ―

真名井の滝の水は、五ヶ瀬川に隣接する「おのころ池」が源になっている。

「おのころ池」の中には「おのころ島」があり

イザナギイザナミの神が矛を使って作った最初の日本の島といわれている。

 

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別の説によれば、

天孫降臨の際に、天村雲命(あめのむらくものみこと)がこの地に水が無いので

水種を移し天真名井として湧水し「おのころ池」が生まれた。

 

この時点で残された時間はあまり無い。

五ヶ瀬川のボートで真名井の滝の下まで行ってみるか

高千穂神社に行ってみるか・・・

 

たまたま高千穂神社までのタクシーを呼んでいる人がいて、それに同乗させてもらい、高千穂神社に向かうことにした。

貿易関係の会社に勤務しているそうで、

羨ましいことに、時間が出来れば、国内外を問わず旅に出かけるという冒険心に富んだ方だった。

 

おのころの池から高千穂神社まではタクシーで数百円の距離だが

ひたすら登り続ける行程で

タクシーに乗って大正解。

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社殿の中では結婚式を挙げている真っ最中だった

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樹齢800年の秩父杉(宮崎県の巨樹百選に選定されている古樹)

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別の杉の地上に現れた根

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 高千穂神社参拝を終え、先ほどの「おのころ池」に戻る途中で

玉垂れの滝の横を通る。

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高千穂峡を後にし

次は少し離れた場所にある「天岩戸神社」に向かった。

 

神秘と歴史に包まれた場所《#1》 ― 高千穂峡と真名井の滝 ―

「神無月」

旧暦の10月である。

 

俗説によれば、

この時期、日本中の神様「八百(やお)万(よろづ)の神」が

大国主命を祀る「出雲大社」に集まり

10月11日から17日までの7日間会議をする。

この間、日本全国から神様が出張不在となるので

10月を「神無月」という。

 

反対に、出雲地方では10月を「神在月」というらしい。

 

会議の議題は・・・「縁結び」だそうで、

なかなか「萌え」る話である。

 

更には、

諏訪大社に祀られた諏訪明神大国主命の息子である「建御名方神」)は

大きな龍(蛇)の姿で出雲大社に向かったが、

その姿の巨大さに驚いた他の神々が「諏訪明神はわざわざ来なくてもいいだろう」と

言ったために、

以降、諏訪明神だけは10月も諏訪大社に残ることになり

諏訪大社でも10月を「神在月」とよぶのだそうだ。

 

 

 神無月の半ばに、

神話の世界、神秘と歴史に包まれた「高千穂峡」を訪ねた。

 『古事記』に記された「天孫降臨」の地「高千穂」

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「高千穂」が何処なのかについては諸説あるようだが、

今回訪れた宮崎県西臼杵郡高千穂町にある高千穂峡では

五ヶ瀬川に高さ80~100mの切り立った両岸から滝が流れ込んでいて

神秘と歴史を体感することが出来る。

 

 

午前7時、博多駅前を出発するバスに乗った時は、

厚い曇と雨が交錯する天気予報に少々重い気持ちだった。

 

ところが、高千穂に近づくにつれ

奇跡的に厚い雲は薄れ、晴れ間も垣間見えるようなってきた。

高千穂峡は宮崎県を西から東へ向かって流れる五ヶ瀬川の上流域にある。

 

 

高千穂峡の散策道を五ヶ瀬川の近くまで下りていく。

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散策道の途中で振り返ると、

3つの橋が上下に積み重なるように見える。

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ツアーでの訪問は観光客数が多い時間帯になってしまう為、

神秘とは遠くなってしまうのはやむを得ないだろう。

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そして、

「真名井の滝」が五ヶ瀬川に流れ落ちる高千穂峡のベストポイントに到着する

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高千穂町観光協会のパンフレットはこちら ↓

http://takachiho-kanko.info/data/news/image/pdf_1461736241_10.pdf





 

 

 

 

LUMIX GF7で撮った夢の国

パナソニックの静止画カメラ。

 

入門機種に相当するGFシリーズも今ではGF9が発売になっている。

今回は、その前身にあたるGF7で手持ち夜景撮影にチャレンジ

 

手持ちで撮った夜景 ハウステンボス

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厚い雲で覆われたハウステンボスに光が射す

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大村湾に面した戸建て ボートが着けられる家

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 オリンパスと並び

マイクロフォーサーズ規格カメラを出しているパナソニック

 

動画カメラでは存在感を見せているものの

静止画カメラの世界ではマイナー感が拭えないが、

もっと評価されてもいいと感じる。

 

マイクロフォーサーズ規格のメリット

G9proの性能・レベル

GFシリーズの使い易さとレベル