先週末7月14日から
みなとみらいにある横浜美術館で「モネ それからの100年」が開催されている
猛暑が続くなか、涼しい美術館で絵画や展示物を楽しむも良し
横浜美術館のホームページによると
「展示室の温度を22℃前後に設定している」とのことなので
高原のような涼しさにひたれそうだ
↑ 涼しさはこんな感じかな^^ (渋川 横谷渓谷の滝)
実は、この展示会は
7月1日まで名古屋市美術館で先行開催されていた
名古屋市美術館の金曜日は閉館時間が午後8時まで延長されているので
6月後半の金曜日の夕方、仕事帰りに見に行くことが出来た
美術館の関係者の方は長時間労働になって大変だと思うが
昼職の者にはありがたい。
名古屋市美術館 – 芸術と科学の杜・白川公園内 – Nagoya City Art Museum
名古屋市美術館はこれまでも何回も行っているのだが
特別展を見た後に時間があれば
常設展を見るのが密かな楽しみになっている。
名古屋市美術館の保有作品としてはモジリアニの「おさげ髪の少女」などが有名だが
表題のアンゼルム・キーファー作の「シベリアの王女」も個性溢れる名画だと思う
「シベリアの王女」の前に立つと
まず、その大きさに圧倒される
そして描かれたものに圧倒される
幅5m、高さ2.8m
素材として木枠、石、コンクリート、鉛、バレエシューズ(!!)などが使われている
アンゼルム・キーファーは1945年生まれのドイツ人画家
傷みやすい素材を使っているために
2015年に修復を、公開しながら実施していたそうだ
描かれているのは駅なのか操車場なのか・・・
しかし列車の姿はなく、何本ものレールが大胆な遠近法で描かれている
名古屋市美術館の説明文によれば、
「ロシア革命を背景とした皇后アレクサンドラの波乱の生涯が題材」とのこと
この作品の題材とされている
ロシア ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ二世の皇后アレクサンドラ
そして吊り下げられたバレエシューズの所有者「マリア ・ヴォルコンスカヤ」
については
あらためて記事にしたいと思っている。