先日
大井川鉄道のレインボーブリッジ訪問の記事を掲載したので、
次は
東京都のレインボーブリッジにまつわる記事を掲載
話は飛ぶが、
B'zは日本の音楽史に残る記録を幾つも持っている
どの記録も驚くようなレベルのものばかりだ
そのB'zがデビュー10年目に作詞作曲した
のが「The wild wind 」
映画「不夜城」のエンディングテーマとして使われた
シングルCD「Home]に収録されている
映画「不夜城」の封切は1998年とのことだから
20年も前のことになる。
主な出演者は、金城武(役名「劉健一」)、山本未来(役名「佐藤夏美」、椎名桔平(役名「呉冨春」)
その他、鈴木清順監督が役者として出演している
中国マフィアの抗争に巻き込まれた三人に与えられた時間は3日間72時間
その間の三人の生きザマ、死にザマを描いた映画で
映画の進行とともに明かされる真実とどんでん返し
強者の驕り
弱者がその狭間で生き延びるための偽り、媚、裏切り、成り上がりの様子が
劇画的に表現されている
主たる舞台は「不夜城」たる新宿歌舞伎町ゴールデン街なんだが。。。
上の空撮写真はレインボーブリッジの芝浦側のループ橋部分で
映画のラストに近いクライマックスのシーンが、
このループ橋の中心部、上から下に伸びた桟橋上で撮影されている
中国人マフィアに追い詰められた主人公の劉健一が
3日間行動を共にした夏美を
この桟橋で
射殺しなければならなくなった場面
↑ 背景右側にぼんやりとレインボーブリッジのタワーが見える
↑ 延びる桟橋とループ橋
今回は、レインボーブリッジ本体ではなく
サイドのループ橋とその中に位置する桟橋が対象。
品川区が運営する「ちぃばす」というコミュニティーバスが100円で乗れることを知り
こちらを乗ってみることにした。
「都バス」ではなく 「区バス」
品川駅港南口から田町東口を結ぶ「芝浦港南ルート」というのは分かったが、
バス乗り場がどこにあるのか分からない。
品川駅港南口のバス乗り場は、それぞれが離れているので
間違えると面倒だ。
ペデストリアンデッキに上ったり下りたりしなければならない。
あちこちで聞いてようやく8番乗り場から出ていることがわかった。
20分間隔で運行しているらしく、程なく可愛らしいバスが来た
品川区が民間のバス会社に業務委託しているようだ。
バスは林立する高層マンションの間を縫うように走る。
途中でぐるっと1回転したりして
どの方向に走っているのか分からなくなってくる。
30分ほどで芝浦ふ頭に到着。
バスを降りたら、目の前で
固く抱き合っている外国人の男女がいて
「ここはまるで古の港町みたいだ」と胸のうちで呟いた。
声には出してないけど。
少し歩いて目的の桟橋入り口に到着
ループ橋をゆりかもめが通過していく
もう少し広角のレンズが欲しいな。。。
ループ橋の向こうにレインボーブリッジが見える
ホワイトバランスを変えると、地中海風の色になる
東京湾を行き来する小型船と飛び立つカモメ
芝浦桟橋では出航前の東海汽船の貨物船が積み荷を運び入れていた
再び、品川区のちいばすに乗って
田町東口に着いた
すると、麻布十番を通って六本木まで行く「ちぃばす」が止まっていた
麻布十番にある温泉銭湯に行くことを思いついた
あの真っ黒な色のお湯に浸かってみたい。。。
品川区では
こんな便利なバスが走っていることを初めて知った
麻布十番でバスを降りて少し距離を歩く
麻布十番の「竹の湯」の詳細はホームページの通りだが
脱衣所で遭遇した近くに住んでいると思われる
年配の方々の会話が面白かった。
「東京駅で待ち合わせをするのはとても難しい。
あのあたりは年中工事をしていて目印が次々に変わっていく。
看板を見たって、どっちに行っても東京駅となっていて
行先看板の案内になっていない。」
「あたしゃ携帯だのスマートホンだの訳の分からぬブツは持ち合わせていないから
どちらかが待ち合わせ場所を間違えていたら
二度と会えねぇ」
「おっしゃる通りですねぇ・・・
東京駅ったって、最近じゃどれが東京駅か分かるわけがない。
どうすりゃいいんでしょうかねぇ」
「その点、東京中央郵便局は間違いようがない
東京の中央郵便局は日本中探したってあそこにしかない
だから、ちょいと面倒だが
東京駅で待ち合わせするときは東京中央郵便局にするのが一番だ。
そう思うだろ?おまいさん」
急に話を振られたので、
至極納得して「その通りですね」と返事を返した。
東京というより江戸だねぇ。。。
余談だが、
現実の世界ではその後2003年に