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神秘と歴史に包まれた場所《#3》 ― 別の角度から見た真名井の滝

坂道をひたすら下り、

高千穂神社から「おのころの池」に戻ってきた。

まだ少し時間があるので、

橋を渡って川の反対側にあるボート乗り場付近に行ってみる。

 

【橋から見た真名井滝】

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雨量が多いことで有名な場所と言えば。

屋久

紀伊半島大台ヶ原、尾鷲、熊野

そして、宮崎

 

何度も襲ってきた台風のせいなのか、それとも元々雨量が多い宮崎県だからなのか

至るところから水が吹き出して滝となっている。

 

橋を渡りボート乗場に向かう路の横にも小さな滝が。。

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そして、滝の真下まで行けるボートの乗り場がこちら

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神秘と歴史の世界に群がるボートは、なぁ・・・

ヒルやスワンの足こぎボートでは無いことが、まだ救われるが・・・


 

ON THE ROCKS

 

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麓(ふもと)でも

最低気温が一桁になり始め

昼間の最高気温との気温差が大きくなってきました。

 

管理人も、いつものアレルギー性鼻炎ではなく風邪をひいたような気がしています。

皆さんも体調にご注意下さい。

 

 

 

本日、アクセス数が19000に到達致しました。

10月以降、紅葉questにハマっていて

ブログ更新が滞りがちとなっているにもかかわらず

本ブログを訪問し、或いはスターマークをつけていただいた皆様に、

心より御礼申し上げます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

本日の画像は

紀伊半島奈良県三重県の県境に位置する大台ヶ原の有名な絶壁を

絵画風に加工したものです。

この絶壁の先端まで行くにはかなりの勇気が必要です。

詳細ブログは近日公開の予定。

 

 

 

 

 

神秘と歴史に包まれた場所《#2》 ― 高千穂神社 ―

真名井の滝の水は、五ヶ瀬川に隣接する「おのころ池」が源になっている。

「おのころ池」の中には「おのころ島」があり

イザナギイザナミの神が矛を使って作った最初の日本の島といわれている。

 

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別の説によれば、

天孫降臨の際に、天村雲命(あめのむらくものみこと)がこの地に水が無いので

水種を移し天真名井として湧水し「おのころ池」が生まれた。

 

この時点で残された時間はあまり無い。

五ヶ瀬川のボートで真名井の滝の下まで行ってみるか

高千穂神社に行ってみるか・・・

 

たまたま高千穂神社までのタクシーを呼んでいる人がいて、それに同乗させてもらい、高千穂神社に向かうことにした。

貿易関係の会社に勤務しているそうで、

羨ましいことに、時間が出来れば、国内外を問わず旅に出かけるという冒険心に富んだ方だった。

 

おのころの池から高千穂神社まではタクシーで数百円の距離だが

ひたすら登り続ける行程で

タクシーに乗って大正解。

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社殿の中では結婚式を挙げている真っ最中だった

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樹齢800年の秩父杉(宮崎県の巨樹百選に選定されている古樹)

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別の杉の地上に現れた根

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 高千穂神社参拝を終え、先ほどの「おのころ池」に戻る途中で

玉垂れの滝の横を通る。

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高千穂峡を後にし

次は少し離れた場所にある「天岩戸神社」に向かった。

 

神秘と歴史に包まれた場所《#1》 ― 高千穂峡と真名井の滝 ―

「神無月」

旧暦の10月である。

 

俗説によれば、

この時期、日本中の神様「八百(やお)万(よろづ)の神」が

大国主命を祀る「出雲大社」に集まり

10月11日から17日までの7日間会議をする。

この間、日本全国から神様が出張不在となるので

10月を「神無月」という。

 

反対に、出雲地方では10月を「神在月」というらしい。

 

会議の議題は・・・「縁結び」だそうで、

なかなか「萌え」る話である。

 

更には、

諏訪大社に祀られた諏訪明神大国主命の息子である「建御名方神」)は

大きな龍(蛇)の姿で出雲大社に向かったが、

その姿の巨大さに驚いた他の神々が「諏訪明神はわざわざ来なくてもいいだろう」と

言ったために、

以降、諏訪明神だけは10月も諏訪大社に残ることになり

諏訪大社でも10月を「神在月」とよぶのだそうだ。

 

 

 神無月の半ばに、

神話の世界、神秘と歴史に包まれた「高千穂峡」を訪ねた。

 『古事記』に記された「天孫降臨」の地「高千穂」

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「高千穂」が何処なのかについては諸説あるようだが、

今回訪れた宮崎県西臼杵郡高千穂町にある高千穂峡では

五ヶ瀬川に高さ80~100mの切り立った両岸から滝が流れ込んでいて

神秘と歴史を体感することが出来る。

 

 

午前7時、博多駅前を出発するバスに乗った時は、

厚い曇と雨が交錯する天気予報に少々重い気持ちだった。

 

ところが、高千穂に近づくにつれ

奇跡的に厚い雲は薄れ、晴れ間も垣間見えるようなってきた。

高千穂峡は宮崎県を西から東へ向かって流れる五ヶ瀬川の上流域にある。

 

 

高千穂峡の散策道を五ヶ瀬川の近くまで下りていく。

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散策道の途中で振り返ると、

3つの橋が上下に積み重なるように見える。

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ツアーでの訪問は観光客数が多い時間帯になってしまう為、

神秘とは遠くなってしまうのはやむを得ないだろう。

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そして、

「真名井の滝」が五ヶ瀬川に流れ落ちる高千穂峡のベストポイントに到着する

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高千穂町観光協会のパンフレットはこちら ↓

http://takachiho-kanko.info/data/news/image/pdf_1461736241_10.pdf





 

 

 

 

LUMIX GF7で撮った夢の国

パナソニックの静止画カメラ。

 

入門機種に相当するGFシリーズも今ではGF9が発売になっている。

今回は、その前身にあたるGF7で手持ち夜景撮影にチャレンジ

 

手持ちで撮った夜景 ハウステンボス

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厚い雲で覆われたハウステンボスに光が射す

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大村湾に面した戸建て ボートが着けられる家

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 オリンパスと並び

マイクロフォーサーズ規格カメラを出しているパナソニック

 

動画カメラでは存在感を見せているものの

静止画カメラの世界ではマイナー感が拭えないが、

もっと評価されてもいいと感じる。

 

マイクロフォーサーズ規格のメリット

G9proの性能・レベル

GFシリーズの使い易さとレベル

 

 

紅葉《#3》 ― 今年最初の紅葉「千畳敷カール散策道での一瞬の晴れ間」 ―

 

霧に霞む千畳敷カールのプロムナード

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霧は晴れる気配すら見せない

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ロープウェイ終点の「千畳敷駅」に隣接する「ホテル千畳敷」も霧に霞んでいる

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遭遇したボランティアの方が

「それでも一瞬晴れることがありますよ」と慰めの言葉をかけてくれた

 

 

そうしたら・・・

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剣ヶ池とホテル千畳敷

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剣ヶ池は夏の期間のみ出現する池らしいが、

雨の多い今年は紅葉の時期にも存在していた

 

 

今年最初の紅葉の「赤色」「黄色」

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ナナカマドの赤い実

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紅葉《#2》 ― 今年最初の紅葉「白い闇に包まれた木曽駒ヶ岳」 ―

木曽駒ヶ岳ロープウェイのスタッフの方のブログによれば、

10/22に「千畳敷カールで初雪。積雪5cm」とある。

 

標高の高い地点では、紅葉の見頃の期間はとても短い。

 

2週間ほど前が一番の見頃だったようだが、

今年は週末ごとに次々と台風が襲来し、

折角の週末では

千畳敷カールの全景や、木曽駒ヶ岳の周囲の山々を見ることの出来る日が

少ないようだ。

 

ただし、木曽駒ヶ岳では、

終点の「千畳敷カール駅」から起点の「しらび平駅」までの標高差が約1000mあり

紅葉の見頃が順次下がってきて、

頂上付近、中腹、ロープウェイ出発地点と

全体として順に、長い期間にわたり紅葉を楽しむことが出来ると聞いた。

 

今週は、ロープウェイの中から山の中腹の紅葉が見頃の時期になっていて

それを撮影できるように、ロープウェイも速度を遅くした便を設けている。

 

 

 

管理人が訪れた日は、基礎駒ヶ岳全体が雨とガスに包まれていて

晴れる時間は極めて短く、

「残念だったね」というしかない画像しか撮れなかった・・・

 

 

 

千畳敷カール遊歩道」から「乗越浄土」に至る間の「八丁坂」と呼ばれる

急勾配の登山道

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「八丁坂」を登りきったところにある「乗越浄土(のっこしじょうど)」標高2858m

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「乗越浄土」を先に進んでいけば、

中岳(2925m)や駒ヶ岳(2956m)に行けるのだが、

この天候と日頃の運動不足を考量し、ここで引き返すことにした。

 

下りの八丁坂は筋肉疲労の脚にはなかなか厳しく

持参したトレッキングポールのありがたみを痛感した。

また、それを尻目に、すいすいと登り或いは下りる人がいて

日頃の不摂生を反省するというより羨ましく感じた。

 

紅葉《#1》 ― 今秋最初の紅葉「木曽駒ケ岳ロープウェイ」 ―

今週のお題「秋の空気」

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 前回の記事で

唐突に「オットセイ岩」が出てきて

「意味不明!」と思った方もいらっしゃると思いますが、

「オットセイ岩」は、木曽駒ヶ岳の山頂近くの登山道から見える岩で、

今年の紅葉シリーズのプロローグの絵として掲載しました。

 

千畳敷カール散策の途中でお会いしたボランティアの方によれば

「今年の千畳敷カールの紅葉はちょっと残念な状況です。

猛暑が遅くまで続き、その後あまりにも急に気温が下がったこと等が原因と思われます。

最近では、一昨年の紅葉が見事でした。」

という話だった。

この日は、厚い雲と時折降りだす雨の合間に、一瞬だけ紅葉の景色が広がるという状況だった。

 

木曽駒ヶ岳は、ロープウェイのお蔭で

素人でも、普段着でも

容易く標高2900mの世界に行けてしまうのだが、

短い夏の高山植物の最盛期や紅葉の時期に発生する渋滞はハンパ無いらしい。

ロープウェイ乗り場まで行くバス待ち、そしてロープウェイ待ちで

数時間を要する日もあるそうだ。

 

 

 

 

そこで、

期間限定、人数限定で、

始発のバスとロープウェイを事前予約できるシステムがあると聞いて、

それに申し込むことにした。

 

「秋の早朝登山切符」2019年10月現在の価格5500円(バスおよびロープウェイ往復)

    菅の台バスセンターに5時45分集合

    駐車場が満車の場合でも、係員が優先的に駐車場を確保してくれる

 

午前2時過ぎに家を出て

バスが出発する菅の台バスセンターの駐車場に

4時半頃に到着。

 

駐車場に車をとめ、車中で着替えをして

少し仮眠をとる。(駐車料金は一日800円)

 

そして、周囲が明るくなり始め、

登山を目指す人たちが集まり出し

事前予約の乗車手続きが始まった。

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しらび平駅(ロープウェイ乗り場)標高1662m

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 ↑ 壁にかかった時計でわかるように、時刻は午前6時40分

  ロープウェイ待ちの第一陣

 

 

 

満員のロープウェイから見た景色

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終点の千畳敷駅(標高2612m)に到着

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 前途多難を思わせる天気

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