木曽駒ヶ岳ロープウェイのスタッフの方のブログによれば、
10/22に「千畳敷カールで初雪。積雪5cm」とある。
標高の高い地点では、紅葉の見頃の期間はとても短い。
2週間ほど前が一番の見頃だったようだが、
今年は週末ごとに次々と台風が襲来し、
折角の週末では
千畳敷カールの全景や、木曽駒ヶ岳の周囲の山々を見ることの出来る日が
少ないようだ。
ただし、木曽駒ヶ岳では、
終点の「千畳敷カール駅」から起点の「しらび平駅」までの標高差が約1000mあり
紅葉の見頃が順次下がってきて、
頂上付近、中腹、ロープウェイ出発地点と
全体として順に、長い期間にわたり紅葉を楽しむことが出来ると聞いた。
今週は、ロープウェイの中から山の中腹の紅葉が見頃の時期になっていて
それを撮影できるように、ロープウェイも速度を遅くした便を設けている。
管理人が訪れた日は、基礎駒ヶ岳全体が雨とガスに包まれていて
晴れる時間は極めて短く、
「残念だったね」というしかない画像しか撮れなかった・・・
「千畳敷カール遊歩道」から「乗越浄土」に至る間の「八丁坂」と呼ばれる
急勾配の登山道
「八丁坂」を登りきったところにある「乗越浄土(のっこしじょうど)」標高2858m
「乗越浄土」を先に進んでいけば、
中岳(2925m)や駒ヶ岳(2956m)に行けるのだが、
この天候と日頃の運動不足を考量し、ここで引き返すことにした。
下りの八丁坂は筋肉疲労の脚にはなかなか厳しく
持参したトレッキングポールのありがたみを痛感した。
また、それを尻目に、すいすいと登り或いは下りる人がいて
日頃の不摂生を反省するというより羨ましく感じた。