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いけないとこに行く《#1》幻の三浦ダムカード ― 木曽川水系王滝川「三浦ダム」 ―

東日本では一気に秋めいてきて、

西日本でも朝晩は肌寒く感じるほどになってきました。

 

今年は早めの紅葉を撮りに行きたいと思っています。山歩きも兼ねて。

 

さて、

まだ夏真っ盛りの頃、8月の初旬に

「いけないとこに行ってみませんか?」という誘惑に誘われて

旅行社のツアーに参加してみた。

 

結果は、大満足。

何回かに分けてご紹介します。

 

 

以前、岐阜県の板取川にある「川浦渓谷」を紹介した際、

川浦渓谷の上流に

一般の人は簡単には近づくことする出来ない

幻のダム「川浦ダム」があるという記事を書いた。

martintan.hatenablog.com

 

 

 

今回、ご紹介するのは、長野県にある幻のダム「三浦ダム」である。

ja.wikipedia.org

 

上記説明記事にあるように、

三浦ダムは関西電力が所有する水力発電用のダムで

完成は第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)。

齢77歳という歴史あるダムである。

 

戦前のダムとしては

宮崎県の「塚原ダム(別名「古園ダム」)」(堤高87m)に次いで2番目に高いダムで

堤高は83.2mだそうだ。

 

今回は、木曽おんたけ観光局と阪急旅行社、JR東海がコラボして企画したツアーに便乗することにより、

「いけないダム」と「いけない滝」を訪問することが出来た。

加えて、35年前の1984年9月14日に発生した「長野県西部地震」の土砂崩れにより王滝川の一部が堰き止められてできた幻想的な「自然湖」も見ることが出来た。

 

 

本日は、通常では入手できないレアな三浦ダムのダムカードを掲載します。

 発行日が「2019年7月」となっているので、今回のこの企画にあわせて作成されたのかもしれません。

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 ある意味ツアーの中身がかなりマニアックなツアーで、

参観者の中には、関西電力OBもしくは関係会社OBと思われる方もいた。

このツアーは複数回予定されていたが、(恐らく参加者数が足りなくて)催行中止になっている回もあり

今回こうして企画が履行され、また天気に恵まれたのも非常にラッキーだった。