8月初旬、猛暑が続く中
横浜山手の「えの木亭」のかき氷を掲載したが
その時に散策した横浜山手地区についての記事を掲載したい
横浜山手地区には高低差というか崖(ブラフ)がある
そして、その高低差が眺望の良さをもたらす
その典型がアメリカ山だ
この日は、みなとみらい線の終点「横浜元町中華街駅」からスタートし
灼熱の中、標題のサブタイトルの順に見て廻り
「アメリカ山公園」という公園があることを
つい最近まで知らなかった。
横浜開港150周年記念の一環として
2009年8月にオープンしたそうだ
http://www.seibu-la.co.jp/mt_america/files/AmeicayamaJp.pdf
急峻な斜面に接して建設された4階建ての建物の屋上を公園にした
全国で最初の「立体都市公園」で
出口はそのまま外人墓地方向へと続いている
この建物の地下に「元町・中華街駅」が位置している
駅のホームからエスカレータを使って登って行ったが
「間違えたのではないか」と途中でエスカレータを降りてしまったほど
ひたすら登る。
改札口を出たらエレベータというのが正解かもしれない
アメリカ村公園からの眺望
画面中央の2本のH形タワーが横浜ベイブリッジ
画面中央左の逆Y字のタワーが鶴見つばさ橋
首都高速道路湾岸線の2本の斜張橋を見ることが出来るのは、ここアメリカ山公園くらいかもしれない
アメリカ山公園を出て、外人墓地沿いに緩やかな坂を登っていく
この辺りでは既に汗びっしょりになっていた
↑ 洒落た電話ボックス
流石に、
寸又峡・夢の橋へ行く途中で見たピンクのダイヤル式電話では無かった
↑ 有名な西洋館を横目に
「えの木亭」に駆け込む・・・涼を求めて
↑ かき氷を食べた「えの木亭」
汗が引いたところで、ベーリックホールを訪ねてみた
べーリックホールは
1930年に、英国人バートラム・べリックの邸宅として建設された
その後、セント・ジョゼフ・インタースクールの寄宿舎として使用されていたが
2000年に横浜市に寄贈され
子供用寝室などが復元され一般に公開されている
この日、ホールでコンサートが開かれていたが
写真撮影は断られてしまった。
元町公園の歴史は
明治維新の年、1868年にフランス人実業家が居留地77番を取得し
湧水の船舶向け給水、ジェラール瓦の生産工場の設立から始まる
その後、横浜市が買い取り1930年に「元町公園」として開園
プールは開園当時から存在していた
翌年に弓道場が設けられた
元町公園の中にある弓道場
的までの距離が想像以上に長いので驚いた
この建物↓ の先にプールがある
当初は井戸水を使っていたので水温が随分と冷たかったようだ
現在は横浜市の水道水を使用
↑ 山手の湧水
当時は「インド洋に行っても腐らない」と好評だったそうだが
現在では飲むことが出来ない
最後に、関連情報として。。。
以前、名古屋市美術館で展示されていた「モネ それからの100年」は
みなとみらい駅の近くにある横浜市美術館で9月15日(土)まで開催されている
お時間あれば、是非。