小樽市の西北
積丹岬は小樽から60kmほど。車で2時間弱のところにあります。
積丹岬には積丹ブルーを間近かに見ることができる島武威海岸(しまむいかいがん)がありますが、
今年8月にクマ出没情報が出され、今は海岸まで行くことができません。
それでも、展望台から見た積丹ブルーは見事でした。
大谷石採掘の坑道から出たとたん
カメラが曇りはじめました。
肌寒い空間から灼熱の現実に引き戻され
カメラまでもが嫌がっているみたい。
腹が減ってきて早く餃子を食べたくなってきました。
地下空間から地上に出たら、気温差が大きいので
カメラが一気に曇ってしまいました。
大谷観音です。
残念ながら、内部は撮影禁止だったので外の写真のみ。
穏やかな顔つきで見守る「平和観音像」
平和観音の目線から見える風景
大谷石の産地らしい巨石が並ぶ風景と門扉
天候の急変を危惧していましたが
大谷資料館、大谷観音、平和観音を巡っている間は、雨も降らず
宇都宮駅へ戻るバスに乗車したと途端
パラパラと降り出しました。
旅の締めは宇都宮餃子で。
「香蘭宇都宮駅西口店」に入りました。
焼き餃子、おろし磯餃子、ハルピンキャベツを注文し
生ビールで乾杯。
ごちそうさまでした。
JR東海には「青空フリー切符」というお得な週末切符がありますが、
JR東日本にも「休日お出かけパス(2720円)」というお得切符があります。
別途、特急料金、グリーン料金を支払えば、新幹線、在来線特急やグリーン車に乗車することができます。
「休日お出掛けパス」の宇都宮線の範囲は「自治医大」までなので、
宇都宮駅から大谷資料館の間もお得切符があります。
お得度は大きいとは言えませんが、バスで途中下車できるのは便利です。
観光案内所で、大谷資料館と大谷観音の入場料と
この路線のバスフリー切符が一緒になった「大谷観光一日乗車券」を購入。
2220円のところ1850円と370円ほどお得感があるという切符です。
相次いで台風が猛威を奮う合間を縫って、
早朝、雨が止んでいるのを確認して行って参りました。
在来線往復300kmの旅。
目指すは餃子の都「宇都宮」の大谷資料館。
耐火性や防湿性に秀でた「大谷石」を切り出した坑道の跡地です。
映画や芸能の分野では極めて有名な場所で、
掲載する画像については、皆さん何らかの既視感(デジャヴー)を感じるのではないでしょうか?
少し贅沢をして
到着後には雨もやみ、ラッキーな一日になるとの予感。
資料館の入り口に到着しました。
いよいよ中に入ります。
入り口を入り、階段を下りていくと
奥行きが見えない広大さと室温の低さに圧倒されます。
年間の平均室温は8度。
30度をはるかに超えすこの日も室温は12度前後でした。
茹だるような暑さ
局地的な豪雨と雷
それらから逃れて
標高1400mほどに現れた
心洗われるような豪快な滝
つり橋から眺める「横手滝」です。
2再び、愛知牧場に戻ってきました。
愛知牧場はその名前の通り
牧場として馬や牛を飼っています。
乗馬クラブも併設されています。
ヒマワリの大輪の向こうで焦げ付くような暑さの中馬が走っていました。
子供の乗馬用のポニーもいました。
牛小屋の中では、ミストで暑さを和らげる工夫がされていました。
丘の上では羊の姿もありました。
放置されたトラクターもあります。
猛暑で無ければ、のどかな風景です。
愛知牧場の中には教会もありました。
「わたしたちの国籍は天にある」
この言葉を見た時に
現在、多くの犠牲者が出ているロシアによるウクライナ侵略を
思い起こしました。
53年前、1970年に上映された「ひまわり」という有名な映画があります。
ヴィットリオ・デ・シーカ監督、主演はソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニという豪華メンバーです。
標題となっている広大なひまわり畑のロケ地はソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)の一つであるウクライナでした。
イタリア・フランス・ソ連・アメリカの4ヶ国合作映画ですが、ソ連では上映されたことがないと聞きました。
早期に平和が訪れることを切に願います。
短い時間でも頭がクラクラするような暑い夏の日。
平日なら、駐車料金も入場料も不要という嬉しい牧場です。
(休日は駐車料金500円が必要)
今日の目的はひまわり畑。
焼けつくような暑さの中、颯爽と
もう少し涼しくなったら乗馬にも挑戦してみたいと思いました。