小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

"Japan, short trips and landscapes" "Japon,

高山植物が咲き乱れる乗鞍畳平のお花畑

 ライチョウが潜んでいることが多いといわれる「ハイマツの花」

 

ミヤマキンバイ」でしょうか。それとも「シナノキンバイ」?

 

 

言われなければ、花とは思えない「クロユリ」の花

 

 

9月14日に

アクセス数が53000回に到達しておりました。

訪問者の皆様に感謝申し上げます。

 

更新のペースは落ちても

この先ずっと続けて参りますので

応援・ご支援のほどよろしくお願い致します。

短い夏を彩る一枚 ②「コマクサ」 ― 乗鞍岳にて ー

 

今から20年前の2002年10月末が自家用車による乗鞍スカイラインのラストランとなりました。

それ以降は、平湯温泉バスターミナルまたは朴ノ木平バスターミナルを発着地点とする専用のバスで行き来しています。

 

環境保護が目的なので自転車は通行することが出来ます。

畳平の標高が2702m

平湯温泉BTは1250m、朴ノ木平BTは1235mですから

1500m弱の標高差を自転車で一気に登るという過酷なルートです。

勿論、管理人はバスで往復しております。

 

なお、2022年9月9日に乗鞍スカイライン

高山市丹生川町久出付近で、長さ38m幅10mにわたる道路崩落により

期間未定の通行止めになっているようです。

ご注意ください。

 

短い夏を彩る一枚①「チングルマ」 ― 乗鞍岳にて ー

空白期間が長くなってしまいました。

新型コロナウィルス陽性になってしまったり

なんやかんやとありましたが

戻って参りました。

 

再びよろしくお願い致します。

 

#大相撲を支える人々 ― 行司、呼出し、審判委員、弓取 ―

大相撲の主人公は、横綱大関を頂点とする力士達ですが、

力士の他にも大相撲を支えている多くの人達がいます。

 

関係者が一堂に会した画像で見てみましょう。

先ずは、仕切りをする東西の「力士」

仕切りから勝負判定、懸賞金の手渡しまで執り行う「行司」

土俵周りを固める「呼出し」

「勝負審判」は、正面(画面下)に一人、向こう正面に二人、東西に一人ずつの

計5人が眼光鋭く見ています。

東西の勝負審判の横には、(前の試合の)勝ち残り力士、(次の試合の)「控え力士」

 

 

力士の取組みをコントロールする行司(立会が合わない場合、試合を停止する))

 

取組の勝負判定をする行司(足元を注視しています)

 

 

横綱土俵入りの進行役を勤める「行司」

 

幕内土俵入りの先導役を勤める「行司」

 

翌日の取組を紹介する「行司」とサポート役の「呼出し」

この間、「呼出し」は蹲踞の姿勢を保ち続けます。驚異的な体幹です。

 

「呼出し」が主役となる場面です。館内に声が良く通ります。

 

そして、その日の大相撲の最後を締める「弓取」です。

 

 

 

大相撲の世界に関する書籍やウェブサイトは幾つもありますが

今回の記事では、専修大学の教授をされていた根間弘海さん監修の「大相撲ドットコム」というサイトを参考にさせていただきました。

面白く興味深い記事が満載です。

ozumou.com

「横綱土俵入り」 と 「土俵入り」

「白鳳」関の「横綱土俵入り」(2021年大相撲名古屋場所

 



東方土俵入り

 

西方土俵入り


土俵入りの最後に
全員で「万歳」らしき仕草をしているのですが

これは「万歳」ではなく

「危険な武器は持っていない」ことを示す為に脇を開ける仕草が

いつの間にか「万歳」に似た仕草に変形してしまったのだそうです。

 

 






 

 

 

 

#横綱白鳳の強さ

下位力士の取組みから順に見ていると、

横綱白鳳の相撲に力強さを感じます。

例え引退直前の場所であっても。

 

脚を前後に大きく広げた体勢をとり

下手で相手をがっっちりと引き付け

 

吊り気味に相手の体勢を崩し

 

土俵際では、腰を落として

力を下から上に向けて出して

相手の土俵際の技を防いでいます。

 

#力士が宙を舞う

7月になりました。

 

あっという間に梅雨が明け

毎日、猛暑が続いています。

6月中に最高気温が40℃!!

 

話は昨年の大相撲名古屋場所に戻ります。

大相撲の力士の身体能力の高さには驚かされます。

昨日の記事にあげた千代丸の土俵際も見事ですが、

他の取組みでも、体重が150kg前後の力士が宙を舞っていました。

 





 

 

 

#千代丸が廻る ― 昨年の大相撲名古屋場所の取組み ―

「千代丸」という鹿児島県志布志市出身の人気力士がいます。

ベストテンに入る人気力士です。

人気の理由は、間違いなく「顔」でしょう。

 

相撲取りですから不思議ではありませんが、

22前後が普通と言われている数値BMIが60もあります。

BMI=体重÷身長÷身長)

身長が177cmで体重は172kg

 

この大きな身体で、土俵際を廻りこむのが抜群に上手い。

この日の対戦相手は「徳勝龍」

この対戦は負けてしまいましたが、千代丸の土俵際の上手さがよく分かります。

独り言ですが「観客の顔にモザイクをかけるのが大変です・・・・」



行司は俵の外に足が出ていないかを注視するために

素早い力士の動きを避けつつ位置取りを図っています。

 

ちなみに

大相撲の土俵の大きさはというと直径15尺(4.55m)の円形です。

東西南北4か所に「徳俵」と呼ばれる出っ張りが設けられています。

仕切りの間は70cmです。

土俵の土台は、一辺が6.7mの正方形の盛土から出来ています。

 

 

大相撲に見る時の流れ ― 引退前の横綱と次期横綱 ―

一年間という時間は短いのでしょうかそれとも長いのでしょうか。

時の流れは年齢と共にスピードが増している気がします。

死という変化が近づいているからなのでしょうか。。。。

 

時間とは、別の言い方をすれば変化です。

全ての物質とエネルギーが均一になった時空間では、

最早や変化が起こることはなく

万物の動きはなく時は止まり流れることもありません。

始まりもなく終わりもない世界。

 

さて、

昨年と今年の大相撲名古屋場所では大きな変化がありました。

一年前、

そこには横綱白鳳と大関照ノ富士がいました。

横綱白鳳が45回目の優勝を全勝で成しとげ、場所後に引退を表明しました。

大関照ノ富士は、前場所を全勝優勝し、この場所も14連勝。

千秋楽で白鳳に敗れるも「優勝に準ずる成績」を残し、場所後に横綱に推挙されました。

 

  ↑ 今では見ることが出来ない「横綱白鳳」と「大関照ノ富士」の雄姿

 

  ↑ 「大関照ノ富士」が「横綱白鳳」に「力水」を渡しています。

 

 

今年も7月10日から始まる大相撲名古屋場所の観戦に行く予定をしています。

今年は正面の席ではないので、どんな写真が撮れるか

楽しみでもあり不安でもあり。

 

6場所の謹慎処分を受け

番付を三段目22枚目まで下げた「朝乃山」が

この名古屋場所から再び土俵にあがります。

照ノ富士のように、怒涛の快進撃で

大関復帰そして横綱昇進を期待しています。

三段目の取り組みは、15日間の場所のうち7日間なので、

観戦日に取り組みがあることを願ってます。

 

先週末に

アクセス数が51000回に到達しました。

訪問者の方々、「いいね印」をつけて下さる方々、コメントを書いていただける方々に心より感謝を申し上げます。

           by martintan

 

大相撲名古屋場所 ― ドルフィンズアリーナ ―

大相撲名古屋場所

毎年7月中旬頃に

ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されています。

正面の一番前のいす席から見た景色です。(昨年の名古屋場所12日目)

 

昨年6月に、

大関朝乃山が「コロナ感染対策自粛期間中に外出して飲食していた」として6場所(1年間)の出場停止処分を受けました。

来月の名古屋場所から復帰します。三段目からの再スタートになります。

横綱照ノ富士のように、一気に大関まで、いや横綱まで昇ってしまうことを期待しています。

 

伝統ある大相撲の世界について少し勉強してみました。

 

大相撲の世界のヒエラルキー

先ず「関取」と「力士養成員」に分かれます。

 

「関取」66名と「力士養成員」が750~800名程度

合計800~850名の力士がいます。

関取は「大関」、「関脇」、「小結」の「三役」とその上の特別な存在である「横綱

その下に「幕内」が40名から横綱および三役を引いた30数名。

その下に「十両」が26名。

ここまでが「関取」と呼ばれる「月給があるプロの力士」です。

十両の月給が110万円ですから、年棒では1320万円。

それに諸々の加算金が加わります。

 

「力士養成員」は、上から幕下120名、三段目200名、序二段350名程度、序の口100程度です。

「力士養成員」には給与がありませんのでセミプロの力士という感じです。

年6回の場所毎に「力士補助金」という名の「場所手当て」が支給されるだけです。

幕下で16.5万円×6場所=年間99万円

序の口では7.7万円×6場所=年間46.2万円

「力士養成員」は食費や家賃の負担なく、大部屋で暮らしているので

給与が無くても困ることはないそうです。

 

それにしても

年間の手当100万弱のお相撲さんが、

十両になった途端に年収1320万円以上となり

それ以外にも「付け人がつく」「大部屋から個室へ」など待遇が一変します。

十両」以上の「関取」は超大会社の部長クラスの扱いでしょうか。。。