針名神社は
今から1100年ほど前の西暦905年(延喜5年)に
醍醐天皇の命で編纂が開始された「延喜式」に記載されている「式内神社」で、
その歴史はとても古い。
その後1612年(慶長17年)に「姫街道(平針街道)が設けられたときに
元郷(現在の平針1丁目付近)から現在地に移設された」とある。
敷地面積が約12000坪と名古屋でも有数の広さを誇る神社で、
隣接する名古屋市農業センターや荒池緑地とあわせバードウォッチングが楽しめる野鳥の里になっているようだ。
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針名神社へのアクセスは、地下鉄鶴舞線「平針駅」を下車し1km、徒歩13分ほど。
しだれ梅の時期は、普段は無料の付属駐車場が有料500円になるだけでなく
特に週末は混雑して駐車待ちになる可能性が高い。
本記事のように針名神社経由で散策しながら徒歩で行くことをお勧めする。
鳥居をくぐり、西参道を進むと
右手が「針名の杜」と呼ばれる雑木林。
そこの落ち葉のなかでガサガサしている音が聞こえた
カメラを向けると数羽の鳥たちが。。。
落ち葉が保護色になっていてわかりにくいが、「キジバト」だろうか?
参道の先、手水舎の横では白い梅の花が咲いていた。
参道突き当りの左方向に神門があり
その奥に社殿が設けられている。
社殿の手前右側に真新しいお稲荷さんの鳥居が目につく。
朱色の鳥居と奥の竹林とのコントラストが美しい。
参道の突き当り右に階段があり、
階段を登るとこちらにも鳥居がある。
階段を上がりきり左手に曲り道なりに進むと農業センターの裏手の入り口に到達する。
見事なしだれ梅林が竹林の向こう側に満開の花を咲かせている。
それが先日の記事の最初の画像だ。
それにしても、しだれ梅が咲き揃うと
その艶やかさは一般的な梅とは別物のようだ。
「この時期、来て見て絶対に損はないよ!!」
と、農業センターで生まれたばかりの子牛も言っていた。
「梅は咲いたか 桜はまだかいな」
小唄長唄の言葉ではないが、
桜の開花時期の予想が出た。
福岡が最も早く3/20
続いて東京が3/21
2週間ほどすれば
はてなブログでも桜の画像が楽しめるわけだ。
満開のしだれ梅を撮った画像を見て、
目で見た感動を画像で表現する難しさを感じる。
撮影レベルを少しでも向上させたいと思う。