蓮の葉は表面の不思議な仕組みによって
水や汚れが付着しないようになっている。
「ロータス効果」と呼ばれる超撥水性機能だそうだ。
植物の葉は通常、表面にワックス成分が分泌されていて
ある程度の撥水性は確保されている。
蓮の葉の場合、それに加え
5~15μm(5/1000mm~15/1000mm)の大きさの突起物が生えていて
それが水滴等を支え撥水性をさらに高めている。
これを「ロータス効果」と呼んでいて
傘、テフロン加工のフライパン、ヨーグルト製品のふた等に応用されている。
水中、泥中の蓮根に酸素が供給されるのも
葉の表面が常に綺麗になっているかららしい。
愛西市の近くで育った人に話を聞くと、
子供の頃に遊んでいて雨が降りだしたときは
本当に、蓮の葉を傘代わりにしたそうだ。
絵になる話ですね。
(注)ロータス効果の説明については、以下のサイトを参考にさせていただきました。