「クリスマスに大仏かい?」と言われそうですが、
他意はありませんのでご容赦ください。
さて、東海市は名古屋市近郊の南方向に位置する人口11万人強の中核都市です。
その東海市に「山田才吉」さんという岐阜県の美濃地方出身の才気溢れる起業家が
作った「聚楽園」という公園があります。
そこには、鎌倉の大仏より大きい大仏が設置されています。
昭和天皇のご成婚を記念して、山田才吉さんが建立しました。
11月末から12月初旬にかけて、紅葉が進む中
その大仏がライトアップされていました。
6分ごとに10パターンのライトアップがされていました。
なかなかインパクトがあります。
夜の公園に浮かび上がるインパクトある大仏の画像を何枚か掲載します。
建立された山田さんは
1852年(嘉永5年)に美濃国(今の岐阜県)で生まれ
板前を経て料理店を開きました。
1881年(明治14年)に、「守口漬け」を考案し「漬物きた福」を開店
日清戦争、日露戦争で軍用缶詰を日本帝国軍に供給して莫大な資産を持つに至りました。
その後、新聞、ガス、鉄道などの会社を創立または出資し
1927年(昭和2年)に、上の画像の大仏を建立しました。