再び、昨年の秋に訪れた博物館明治村の記事に戻ります。
博物館明治村の交通手段は
東京~名古屋間の蒸気機関車、
名古屋~京都間の市電、
そしてボンネットバス。
全てが歴史遺産です。
一つは、東京~名古屋間をリニア新幹線より短時間で結んでいることだそうです。
確かに所要時間は10分程度。
二番目は、所有する二つの蒸気機関車の歴史的価値です。
そして三番目は、(恐らく)現在の日本で使用頻度が最も高い「転車台」です。
「転車台」は、起点の東京と終点の名古屋にあります。
先ほど博物館明治村のホームページを確認したところ、現在は
「名古屋駅の転車台がメンテナンス中で臨時ダイヤで運行中」と出ていました。
驚異的なスピードを維持するためには徹底的なメンテナンスも必要でしょう。
東京駅に到着した後、蒸気機関車は、
客車を駅に残したまま駅の前方にある転車台で方向転換をし、
その後、駅を通り越してからバックで駅に停車中の客車に再び連結されます。
一連の流れを見てみましょう。
この日に使用されていたのは
1912年(明治45年)アメリカボールドウィン社製された「9号機関車」
富士身延鉄道や日本鋼管鶴見製鉄所で活躍していた蒸気機関車だそうです。
名古屋駅側の転車作業も載せておきます。