小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

"Japan, short trips and landscapes" "Japon,

小倉城

 雪と戦う長良川鉄道の記事から小倉に戻ってきました。

訪問時には不通になっていた美濃白鳥駅~北濃駅の間も、今は開通しているようです。

ご苦労様です。

 

 

小倉駅から小倉城までは徒歩で約15分

歩くにはほど良い距離です。

駅の観光案内所で、小倉城の三施設を強く勧められました。

 

紫川の向こうに小倉城が小さく見えています。

f:id:martintan:20210121094204j:plain

 

 

小倉城の周辺には小倉城庭園と松本清張記念館が併設されています。

f:id:martintan:20210121122728j:plain

 

料金設定がなかなか微妙です。

小倉城のみ」は350円。「小倉城庭園のみ」も350円。

松本清張記念館のみ」は600円です。

 

三施設共通券は700円。

松本清張記念館へ行きたいと思っているなら「安い!」です。

管理人は、迷うことなく共通券を購入しました。

 

大手門から小倉城に向かって進みます。

f:id:martintan:20210121125807j:plain

f:id:martintan:20210121125906j:plain

 

小倉城は「唐造り」と呼ばれており、その最大の特徴は4階と5階の辺りだそうです。

 

小倉城細川忠興により、1602年から1609年までの7年をかけて建立されました。

上の写真でも分かるように

四階にひさしが無く、四階と五階の間は黒塗りの戸板で囲われており

四階床面積より五階の方が広いという独特の構造だったそうです。

 

f:id:martintan:20210129091034j:plain

f:id:martintan:20210129090927j:plain

 

 

 再建された現在の小倉城天守閣の三階では

宮本武蔵佐々木小次郎の巌流島での決闘が展示されています。 

f:id:martintan:20210129110508j:plain


「巌流島の決闘」は、吉川英治が書いた小説『宮本武蔵』で有名になりましたが、

その中で、

燕返しの秘儀を会得した佐々木小次郎

宮本武蔵の大幅な遅刻に心を乱され戦いに敗れたと書かれていました。

決闘の場所は、関門海峡に位置する「船島」という小さな島。

佐々木小次郎は、小倉藩の剣術の師範だったようです。

「巌流島」の名前の由来は、佐々木小次郎が佐々木巌流と名乗っていたからという説があります。

 

別の説によれば、

弟子同士の諍いが決闘の理由で

しかも、宮本武蔵は一対一の決闘にもかかわらず弟子四人を連れていき、

佐々木小次郎は最後には武蔵の弟子に撲殺されたそうです。

底流には、小倉藩の剣術師範の職を巡る諍いがあったのかもしれません。

 

1月23日に、アクセス数が34000を越えていました。

最近は「気まぐれブログ」の様相を示していますが、

それにも懲りず訪問して下さる方々に

厚く御礼申し上げます。

 

コロナ禍で不安定な世の中、

外出や山歩きも不自由になるなかで

このブログを続けることが心の支えになっていると感じます。

今後もご支援のほどよろしくお願い致します。