お弁当を食べて睡魔が襲ってくる時間だが
乗り過ごしが恐ろしい。
さて、為栗駅周辺は時間をかけて散策したい場所。
その上流では、左右から万古川と和知野川が流れ込むという
複雑な形状をしている。
下流に平岡ダムが建設され
急峻で向きを大きく変える水の流れに
天竜川下りの船頭さんは苦労させられた場所とのこと。
船の向きが180度近く
信濃の国方向を向くほどに変わることから
「信濃恋し」と呼ばれたそうだ。
駅を出て天竜橋に向かう。
この頃には、「駅には改札口が無いのが当然」という感覚になってきた。
立派な吊り橋である。
天竜橋から上流側を見る
画面左手が天竜川。
天竜川は、画面中央の奥で大きく右に曲がっている
天竜橋を渡った対岸側。
「信濃恋し」が見える辺りまで脚を伸ばしたかったが
次の列車の時間を考慮して断念。
残念。
↓ 「徒歩10分」などど甘い言葉をささやく看板もあったのだが・・・
為栗駅は、上の看板にあるように物産店やキャンプ場も近いのだが、
2017年の一日当たり乗客数は2人で、立派な秘境駅である。
13時45分
後ろ髪を引かれる思いをしながら
再び千代駅方向に向かう。
目指すは、ラス前の「金野駅」
乗車時間は20分ほど。