電動アシスト自転車と癒しの紫陽花に助けられ
なんとかゴール地点の売店にたどり着いた。
そこで、名産のお茶をいただき
ゴール到着の証明印を押す。
証明印があると自転車返却時に
自転車で天空の茶畑まで行ったという「認定証」を発行してもらえるという仕組みだ。
天空の茶畑を見下ろす展望台は、ゴールから徒歩で更に登った山の上にある。
しばし休憩の後、今度は杖を頼りに徒歩で登りはじめる。
そして、展望台から見た風景は・・・
絶景また絶景
そして、この頃「道の駅池田温泉」では、土砂降りの雨だったようだ。
「今日は、雨もパラパラと降った程度で良かった。
展望台からの眺めはどうだった?
(⇒「絶景でした。坂道が急で、言われた通り杖を持って行って大正解。
茶畑を維持し美味しいお茶を採るのは大変でしょうね)
「こっちの番茶も飲んでみてくれ。
春日のお茶は無農薬だから安心して飲んでもらえる。
「 急峻な斜面の茶畑で美味しいお茶を育てるには肥料が不可欠。
ところが、肥料は撒いたままにしていると鹿が食べにくる。
肥料を撒いたら直ぐに土と混ぜ合わせないとならない。
それが大変だ。
「ここ春日の世帯数は以前に比べ半減している。
嫁に来てくれる人も少なく、平均年齢は増加するばかり。
観光で来る人の数は増えたが、生活する人の数は減っている。」
お茶をいただきながら、暫しこんな会話を楽しんだ。
帰り道は、自転車のブレーキが溶けて無くなってしまうのではないかと
心配になるほどブレーキをかけ続けた。
そんな坂道を登ってしまえる電動アシスト自転車恐るべし^^
最後に、
最も美味しいお茶が採れる一番茶の時期は過ぎてしまったが
緑豊かな茶畑の画像を掲載します。