「末広橋梁」は日本に一つしかない貴重な橋である。
運河を通る船が通る時に跳ね上がる鉄道橋。
その「末広橋梁」を渡る一条のレールはどこに向かう。。。
動く橋を「可動橋」という。
可動橋の施工数はもともと多くはないが、
現在も動いている鉄道の可動橋は、日本ではこの「末広橋梁」のみである。
平日は、通常橋桁を跳ね上げていて船舶の通行が可能な状態になっており、
一日に数回程度、列車が通るとき
JR貨物の職員が橋梁手前にある操作室までやってきて
船舶通航状況を確認して橋桁を下し
列車通過後に再び橋桁を跳ね上げるという作業を行っているようだ。
私が現地を訪れたのは週末の土曜日だったので、
終日、橋桁は下りた状態になっていた。
↑ 画面左手の小屋が、末広橋の橋桁の操作室