最初に、長野県飯田市上村下栗付近の等高線地図を掲載します。
目が詰まった等高線と九十九折りの道路が
この辺りが、如何に急峻な斜面であるかを示している。
この地域に、44世帯97人の方が暮らしている。(2010年のデータ)
中央高速道路の飯田I.C.で下りてから下栗の里までの道のりは
分かりにくくて道幅が狭いところが多い。
印刷して持って行くことを強くお勧めする。
国道152号線を進み上村小学校の手前から左に入るのだが
その地点が分かりにくく一旦、通り過ぎてしまい、
たまたま近くにいた郵便配達の方に聞いて教えてもらった。
そして、そこからの道は運転に慣れていない人にとってはかなり手強い。
途中、道路脇にあった湧き水「命水一本木」の案内
すれ違い出来ないような幅員の道路が続く
早朝だったのですれ違う車も少なく緊張する場マンは少なかったが、
急な登り坂ですれ違い困難な道を進み
ようやくそば処「はんば亭」の駐車場に到着。
↑ この建物は駐車場の右上にある立派なトイレ
5月というのに、紅白の梅の花がまだ残っていた。
↓ トイレの右の道路を登っていく
↑ ほどなく、水道管理事務所に行く道に遭遇する。展望台への道の案内板がある
↑ 15~20分ほど歩くと、展望台に到着する
「おおぎびら展望台」と呼ばれている。
そして、展望台から見た風景がこれ
ここに辿り着くまでの苦労が吹っ飛ぶレベルの眺望だ。
もう少し周囲を広げてみた画像は次の通り
急峻な斜面にしがみつくような家々と九十九折の道路が見える。
「下栗 景観展望台」の整備は、長野県知事表彰の対象になっていて
以下の推薦書を読むと、展望台設置の経緯がよくわかる。
https://www.pref.nagano.lg.jp/shinko/kensei/shichoson/shinko/shienkin/jisshijokyo/documents/57.pdf
帰途、上中根農園付近から、南アルプスの山並みを見ることが出来た。
奥に見える雪が残る山頂は、「聖岳」か「茶臼岳」か・・・