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三大英傑 《#1》 ― 織田信長 ―

名古屋市地下鉄の駅で興味深い公共広告を目にしたので

三回にわたり紹介します。

「受けてるのは管理人だけだろう!」という非難も予想されるので、

「独り言」というカテゴリーに分類しておきます。

 

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「混むならば まわりに着合うかええ

目的としては、「混雑時に背中にリュックサックを背負っていると周囲の人に迷惑をかける恐れがあるから、やめましょう」という

至極もっともな内容であるが、

 

「たゃーぎゃーに しなかんぞ」

「たぁーけモンがー」という信長の文句と

電車の吊皮を持つ背中に箱を背負った家来と

信長の右側、目を伏せて太刀をもった森蘭丸と思しき人物の「らしさ」

に惹きつけられてしまった。

 

 

ある居酒屋で、

多治見生れの名古屋在住の人、

可児生れで名古屋在住の人、

東京育ちで転勤前のオフィスに名古屋出身の同僚がいたという現在名古屋単身赴任者と管理人の四人で

意見交換会を実施した。

(多治見出身、可児出身の名古屋人であるから、由緒正しい名古屋人とは言えないという点は目をつぶっていただきたい^^)

 

「たゃぎゃー」は「程々に」とか「いい加減に」という意味であり

「たいがいに せなかんよ」という使われ方が多いが、

それもかなりの年配者専用で、現在は死語に近い存在になっているようだ。

「たぁーけモン」は「たわけ」の名古屋弁的発音。

東京の人にとって「たぁーけ」は強烈な罵声と受け取るようだが、

名古屋関係者は「程度には幅がある」と思っている。

信長の「たぁーけモンがー」といった場合は強烈な叱責と受け止めるのが正解だ。

右上の「なんだかやばいよホトトギス」という解説の通りで、命がかかるレベルだろう。

 

 

(注)本記事は下の「名古屋弁辞典」を参考にさせてもらいました。

nagoyaben.com