小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

"Japan, short trips and landscapes" "Japon,

早春の椿と和菓子  《白鳥庭園 #1》

おはようございます。

今年最初の花画像は椿。

花を対象にするとブログのいろどりが一気に豊かになる。

 

前回花を掲載したのは、

昨年の9月末の彼岸花だったから

4~5か月ぶりとなる。

 

f:id:martintan:20190212084727j:plain

   ↑ 「白鳥庭園」でひっそりと咲いていた「寒椿」

 

 

 

f:id:martintan:20190212082131j:plain

   ↑ 「乙女椿」をone colorで撮影

  

f:id:martintan:20190212090531j:plain

  ↑ 「茶器と楊枝」(茶器と楊枝にピントが合って和菓子がボケてしまった^^)

 

 

f:id:martintan:20190213084115j:plain

  ↑ 茶店の出窓に飾ってあった観葉植物
 

 

白鳥庭園は地下鉄名城線線「神宮西駅

から歩いて10 分ほどの場所に位置する。

神宮西駅から白鳥庭園へ向かう途中、

江戸時代初期に名古屋城建築のための資材搬入ルートとして作られた「堀川」という運河を渡るのだが、

この堀川の河口が「東海道七里の渡し」になる。

七里の渡し(別名「宮の渡し」)はこの地図の下方、白鳥橋の下にある。

 

この地は、昔の「白鳥貯木場」という木場を埋め立てて作られているため面積が広い。

平成元年(1989年)に開催された「世界デザイン博覧会」のパビリオン「日本庭園」として作られたものを

整備しなおして「白鳥庭園」として開業した名古屋市の施設である。

 

木曽の御嶽山(おんたけさん)に見立てた築山

木曽川に見立てた滝や岩を配した水の流れ

公園のかなりの割合を占める池

平成10年から始めたという雪吊りに茶室

竹林の小路

等々盛り沢山の施設が配置されている。

 

当初、外国の方の目を対象に設計されているためか

「日本の典型」と「東海地方の地形」をあれこれ盛り込んだという感もある。

 

 

 

庭園の中でキヤノンのカメラを持った年配の男性と撮影話をする機会があった。

白鳥庭園から徒歩5分ほどのところに居を構え

週に5日、白鳥庭園にカメラ撮影に来ているとのこと。

 

L版にプリントしたお気に入りの写真をたくさん見せていただいた。

庭園に来る鳥たちを写した写真。

季節感あふれる雲を背景とした庭園の写真。

 

「80歳の手前」という年齢よりは遥かに若く見えるのは

好きな趣味を持ち、毎日広い庭園内を歩き回っているからか。。。

カメラを本格的に始めて2年ほどと言っていたが、

300mmの望遠を手持ちで

飛来する鳥たちを撮影するなど

なかなかの腕前と拝察する。

 

大人の入場料300円のところ(これでも安いが)

名古屋市在住で65歳以上の方の入場料は僅か100円となっている。

カメラやレンズや三脚等の機材の初期投資のみで満足できれば

真に立地条件に恵まれ、手軽で安価な老後の趣味と言えよう。