小さな旅、美しい風景、写真 そして温泉と銭湯

"Japan, short trips and landscapes" "Japon,

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

もう一つの横谷峡≪#10≫ 番外編  ― 酷暑続く中ちょっと怖い話 ―

「蛭に注意」という看板をみるとかなりビビる。情けないほどビビる。 それは。。。 泉鏡花さんという作家をご存じだろうか? 遡ること147年前、1873年(明治6年)11月4日に金沢で生まれ 1939年9月7日に66歳で亡くなった特異な作風の作家である。 日本近代文…

もう一つの横谷峡≪#9≫  ― 「子守金(こもりこん)神社」と涼し気な「滝」総集編 ―

案内板の説明によれば 「子守金神社」の荒神に祈れば、重い病にかかった子供を回復してくれるご利益があり、 子供が病から回復した時の御礼は「鶏の焼き物」という 優れて民族学的な信仰のようです。 無人のお社の中には、たくさんの鶏の焼き物・置物が供え…

もう一つの横谷峡≪#8≫ ― 「こもれび遊歩道」から「子守金(こもりこん)神社」へ ―

「愛蓮の滝」を後にし、善心谷林道をしばらく進みます。 途中、細やかな水流が岩肌から滲み出ていた。 「愛蓮の滝」から300mほど進んだら、再び山道に入ります。 「こもれび遊歩道」 「愛蓮の滝」から次の目的地「子守金神社」まで約2km 善心谷林道から「…

もう一つの横谷峡≪#7≫ 五番目の滝「愛蓮の滝」

「愛蓮の滝」の位置は、このマップの中央やや左に独立して。 斜度60度の岩肌を水流が滑り落ちるような 繊細で静かな滝。 山越え遊歩道を歩いた者だけが出会うことが出来る。 ところで 「愛蓮の滝」の名前の由来は何なんだろう。。。

もう一つの横谷峡≪#6≫  「第五の滝」へ誘う「山越え遊歩道」

これまで 横谷川に沿って「白滝」「二見滝」「紅葉滝」「鶏鳴滝」と四つの滝を見てきました。 ここまでは舗装された道なので、スニーカーで見て歩くことが出来ます。 上のマップで、 4つの滝を結ぶ「横谷峡」の右側に グレイに着色された「善心谷林道」が通…

もう一つの横谷峡≪#5≫  ― 「鶏鳴滝(けいめいたき)」と黄色い可憐な花 ―

横谷川4番目の滝が「鶏鳴滝」 「紅葉滝」から鋼製の階段を登り、川沿いの遊歩道から再び道路に。 「紅葉滝」から300mほどの坂を登っていく。徒歩で10分弱 大きな岩をくり抜いたトンネルを通って進みます。 せせらぎを横に見ながら先に進みます。 もう少し滝…

もう一つの横谷峡≪#4≫  ― 「紅葉滝(もみじたき)」 ―

「二見滝」から「紅葉滝」までは800m。徒歩で15分ほど。 緩やかな坂を登っていく。 道の途中で「二見滝」を上流から見ることが出来ます 岩肌に滲み出す地下水が涼し気。 陽の光を浴びて鮮やかな木々の緑 流れが穏やかな場所を泳ぐ二羽のカモ 「紅葉滝」の20…

もう一つの横谷峡≪#3≫  ― 「二見滝(ふたみたき)」 ―

「白滝」から200m、5分ほどで「二見滝」に到着。 「二見滝」は落差9mの二段に分かれた滝。 鋼製の階段を降りていく 「二見滝」もすぐ近くまで寄ることができそうな慎ましやかな滝だ

もう一つの横谷峡≪#2≫  ― 「白滝(しらたき)」 ―

8月になりました。 通常は「道の駅かれん」でパンフレットを入手すればいいのですが、 開いているかどうか怪しいと思い、先ずはJR高山線「飛騨金山駅」を訪問。 話は飛びますが、 井伏鱒二さんの代表作と言えば『山椒魚』 頭が大きくなって住処の岩穴から出…