主人公の松枝清顕の住む松枝侯爵邸のモデルと言われる「西郷従道邸」です。
1964年(昭和39年)に、東京都目黒区の西郷山公園から明治村に移設されました。
八百万(やおよろず)の神が出雲大社に行ってしまうという10月「神無月」も
今日で最後。
例年だとハロウィーンで大騒ぎになるのですが、今年はどうでしょう?
かたや「八百万の神」かたや「Trick or Treat!」
最近、合衆国では「Merry X'mas!」ではなく「Happy holidays」と言うようになってきたそうだ。多様な宗教を尊重するためらしい。
フランスでの宗教対立によるテロの話を聞くにつけても、
ハロウィーンやクリスマスを楽しみ、神社やお寺に参拝し、お経を唱える
日本人の「節操のない宗教観」は素晴らしいと思う。
国が宗教や学問をコントロールすることが無いようにしたいものだ。
明日から11月「霜月」
神々が戻ってくる「神帰月」になります。
伊吹山の北側9合目辺りに位置する
伊吹山ドライブウェイのスカイテラス駐車場。
その駐車場から山頂までの登山ルートは三つ。
駐車場の一番奥(西側)から登る「西登山道」
山頂までの距離は1km。所要時間は40分。
最も歩きやすいルートです。
駐車場の真ん中あたりから直線的に登る「中央登山道」
山頂までの距離は500m。
所要時間20分と書いてあるが階段がメインで健脚者向き。
駐車場の一番手前(東側)から登る「東登山道」
「滑りやすく歩きにい」との説明があり
現在は下り専用になっています。
西登山道ルートで山頂を目指します。
道端で目に付いた岩
画面右上に小さく見えるスカイテラス駐車場が分厚い雲に飲み込まれそう
朝日を浴びて輝く雲海を見下ろす
頂上が見えてきた。残り200mほど
伊吹山山頂(標高1377m)に到着
スカイテラス駐車場(標高1260m)の展望台の霧に濡れた風向計
伊吹山の標高は1377m。
早朝のお手軽登山を目指すなら8月末までがお勧めです。
というのも、
8月末まで伊吹山ドライブウェイは
通常の営業時間が午前8時開始のところ
午前3時と圧倒的に早くなっています。
この日は、小雨交じりの曇り空で、
入り口の料金所徴収員の方からも
「今日はずっと雲が出てるかもしれません。いいですか?」と聞かれましたが、
もう今日しかないと心を決め、急な坂道を登って行きました。
雲の合間から琵琶湖周辺の街の灯りが見えます。
雲海がダイナミックに流れ落ちていきます
朝日に照らされた雲海が駐車場を覆い始める
伊吹山ドライブウェイは延長17km
1970年(昭和45年)に全線開通。
入り口料金所の標高が204m、終点のスカイテラス駐車場の標高が1260mです。
1056mの標高差を一気に登ります。
伊吹山の神は巨大な白い猪の姿をしていたそうですが、とても強い神でした。
征伐に来たヤマトタケルと戦い
ヒョウを降らせてヤマトタケルを弱体化し、伊吹山から撤退させてしまいます。
それがもとで、ヤマトタケルは回復することなく亡くなってしまいます。
「古事記」「日本書紀」に記述されるほどの衝撃的な事件でした。
そんな恐ろしい山の登山ですが、
ドライブウェイの開通により極めて容易になりました。
冬の伊吹山の恐ろしさを示すギネス記録があります。
それは
1927年(昭和2年)2月14日の積雪量1182cm。
現在も破られていない世界最深雪記録だそうです。
ヤマトタケルに勝てた理由はこれです、きっと。
昨日、アクセス数が30000を越えました。
このブログを訪れ支えて下さる読者の皆さんに
心より御礼申し上げます。
30000番目に訪れてくれた貴方には
残り2か月半になりましたが、
必ず年内に上下セットで良いことが訪れることと思います。
ありがとうございました。